ニュージーランドの最南端を目指して

ニュージーランド最南端の町、インバカーギルは、大きな都市ではありませんが美しい庭園が町の中心にあります。薔薇の花が咲き乱れるローズガーデンもその一画にありました。地図を見ながらやってきたこの町は、ニュージーランド最南端の島へ行くポイントです。私は旅の日程上、その島へ渡ることができないと判断し、最南端の島ではなく、ニュージーランド本土(北島と南島)の最南端部に関心を移しました。

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南北を縦断する国道1号線

インバカーギルの南部にあるブラフという港町は、最南端の島への船が発着する場所です。また、ここにニュージーランドを縦断する国道1号線の最南端部で、「スターリン・ポイント」と呼ばれる場所があります。ここには、そこから各国主要都市までの距離を示した看板が立っていました。ちなみに、東京までは9567kmでした。意味不明ですが、熊谷まで9632kmとありました。誰が熊谷までの距離を気にするのだろう?(謎)

ニュージーランド本土の最南端は別だった!

スターリン・ポイントは、あくまでも国道1号線の最南端であって、本土の最南端ではありません。というのを、直後に気づいた私です。では、どこが本土の最南端なのでしょう。地図の海岸線をじっくり眺めて見ると、おまけぐらいの大きさで書いてありました。「スロープ・ポイント」という場所です。周辺に町も村もありませんが、地図に記載されているのであれば、何かしらあるのかもしれません。論より証拠、行ってみました。

最南端を示す看板のみが、そこにあった

スターリン・ポイントから車で走行可能な場所まで2時間。そこから先は、白い柵で囲まれた牧場のような場所でした。柵を越えて歩き20分、民家も何もない場所でついに看板を発見。ニュージーランド本土の最南端、スロープ・ポイントです。看板の先は崖っぷちの海岸、強風です。どこまでも広がる水平線が見えました。看板には、赤道まで5140km、南極点まで4803kmとありました。赤道よりも南極点に近いんです。各国それぞれ「先っぽ」があります。行くまでわからない景色を想像しながら、訪れてみましょう。