ラテン芸術が生まれた町

ブエノスアイレスは、情熱的な音楽「タンゴ」の発祥の地です。カフェやレストランの多い公園や観光地では、特に週末にタンゴのリズムに乗って踊る男女の姿を見かけます。彼らはもちろんチップ狙いです。ブエノスアイレスの「ボカ地区」は、19世紀後半にはアルゼンチンで唯一の港町でした。そのため、ヨーロッパおよび中南米諸国から多様な文化や習慣が入ってきましたが、音楽やダンスもそのひとつでした。このボカ地区、現在はタンゴで有名ですが他にも観光地として有名なものがあります。

カワイイ色使いが続く、ブエノスアイレスのカミニート通りとラニン通りへ行ってみよう! カワイイ色使いが続く、ブエノスアイレスのカミニート通りとラニン通りへ行ってみよう!

ボカ地区のカラフルな建物が並ぶ通り

ボカ地区には、有名な観光地「カミニート通り」と「マガジャネス通り」という2つの通りがあり、そこにはカラフルな建物が並んでます。数軒だけでなく、通り沿いすべての建物がカラフルなのです。どうカラフルかというと、明るい色をしたテトリスのブロックが組まれたような模様が描かれているのですす。また、窓枠やテラス、ドアも、赤や黄、オレンジ、青、緑、白など明るい色に色分けされています。まるで、絵本に出てくる町の中に立っている感じです。

小さな路地やお店にも入ってみよう

マガジャネス通りに並ぶ建物の多くは、レストランやお土産店です。これらの店の2階のテラスや窓にはかわいらしい人形が並び、まるで観光客を歓迎するようです。道から写真を撮るのもいいですが、通りに接したお店や、路地に入ってみましょう。トリックアートが施されている場所がありますよ! 私が見つけたものは小さな路地の先。裏庭のような洗い場で洗濯をしているおばさんの人形があるのですが、その洗濯物は壁に描かれたものでした。遠くから見ると、すべて立体に見たのです。

通り沿い全面の壁がキャンバス

カミニート通りから少し離れたラニン通りでは、家々の壁の全面に模様が描かれています。このラニン通りでは、ドットや迷彩、波紋、石垣のような模様が中心で、それに多彩な色付けがされているのです。それらはラニン通り在住の芸術家のマリノ・サンタ・マリアが、2000年にデザインしたそうです。ただしこちらは住宅地であり、観光地としてはまだまだ知られていません。穴場と言っていいでしょう。さあ、カワイイ色にあふれるこれらの通りへ、散歩に行ってみましょう。