安くて現地ならではのおみやげが見つかる

ブエノスアイレスのサンデーマーケットの話の続きです。露店の品は、地元の人向けのものと観光客向けのものがあります。もちろんブエノスアイレスは観光地なのでお土産店が他にもあります。しかし値段と品揃えでは、このサンデーマーケットの方が選択肢が広いと言えるでしょう。お土産品の中には、アルゼンチン文化に関わる品もあります。さてそれはいったいどんなものなのでしょうか。

朝から晩まで味のある爆安中古品が並ぶ、ブエノスアイレスのサンデーマーケット(後編) 朝から晩まで味のある爆安中古品が並ぶ、ブエノスアイレスのサンデーマーケット(後編)

牛革製品が本当に安いアルゼンチン

牛肉が安いことで知られているアルゼンチンですが、牛皮革の加工品も安く買えます。なかでも中古の革製品は長い間使われてきたので、革が柔らかく、味わいのある色合いをしています。デザインだけでなく、使い勝手もよい品が多く、自分へのお土産にも最適です。このサンデーマーケットでは、牛革で作られたカバンやベルト、財布、キーホルダーなどを扱う露店がたくさん出ており、新品から中古品まで安く買えます。私はかわいい革製のリュックを3000円程度で買っちゃいました。

「マテ」を飲むなら器にこだわってみよう

アルゼンチン人は、「マテ」というお茶を専用の容器で飲みます。マテは日本茶にも似た少し苦味が強いお茶で、その苦味を消すために砂糖を入れる人もいます。そのマテ用の容器は、ふつうは木をくり抜いて作られたもので、片手でつかめるほどの大きさの、取っ手のないカップのようなものです。カップの外側は色付け、革張り、金具などで細工されていて、2つと同じものがないというくらいデザインが豊富です。値段は500円程度からありますが、安いものは時たま注いだお湯が漏れる場合があるので、要注意です。

アルゼンチン人がマテ茶にこだわる理由は?

いつでもマテ茶を飲めるようアルゼンチン人はマテ茶の葉、専用カップ、ボンビージャ(お茶を飲むための金属のストロー)、1〜2リットルのお湯を入れる魔法瓶を常備しています。マテを回し飲みすることが彼らの習慣であり、コミュニケーションを取る方法です。お茶を勧められたら、注がれたお茶をすべてを飲み干してカップを返すのが礼儀です。そのため、マテ茶セットを運べる、革のカバンをマーケットで売っているほどです。それほどマテ茶は、アルゼンチンの人々の生活に沁み込んでいるのです。そんな現地ならではのおみやげも、サンデーマーケットへ行けば、手に入れることができますよ。