中米にはどんな国があると思いますか?

人と話していて「グアテマラって南米でしょ」と、よく南米と混同されるぐらい中米の国々の存在感は薄いですが、その中米の中でもさらに存在感が薄い国があります。それがベリーズです。周辺諸国がすべてスペイン語圏なのに、ここだけは英語圏。というのもかつては「英領ホンジュラス」と言われたように、ベリーズは長い間イギリスの植民地でした。独立したのは1981年。しかもこれといった資源も観光地もなく、人口もたったの30万人と少なく、世界の注目を浴びることはほとんどありませんでした。

中米の穴場スポット? 知られざる小国ベリーズへ!(その1)国境を越えてサン・イグナシオへ 中米の穴場スポット? 知られざる小国ベリーズへ!(その1)国境を越えてサン・イグナシオへ

国境を越えて、グアテマラからベリーズへ

このベリーズという国、いったいどんなところだろうと、中米諸国を回った際に行ってきました。マヤ遺跡ティカルが有名なグアテマラのフローレスから、バスで2時間半。国境のベンケ・デル・カルメンに着きました。グアテマラ側の出国手続きをして、ベリーズ側へ。事前にビザは持っていたのですんなり入国できましたが、ベリーズのビザは国境でも取ることができます。一緒にいた日本人はビザに必要な写真も持っていなかったので、スピード写真屋に行っていました。タイミングにもよりますが、ビザは1〜2時間ほどで発給されます。フローレスからベリーズ・シティへの直通バスに乗る場合は、あらかじめビザを取っておいたほうがいいですね。

国境近い町、サン・イグナシオ

アメリカ乗り継ぎで空路ベリーズに入るとそうは思わないでしょうが、周辺諸国から陸路でベリーズに入ると、急に物価があがるので、驚きです。体感的には1.5倍ぐらいでしょうか。国境を越えて30分。最初にある大きな町、サン・イグナシオに着きました。「大きな町」といっても国の人口が30万人なので、この町の人口もせいぜい1万人です。私はここで途中下車して1泊してみました。というのも、周辺にはカルペチ遺跡とシュナントニッチ遺跡という2つのマヤ遺跡があるからです。残念ながら、遺跡はその前々日にティカルというすばらしいマヤ遺跡を見てしまったので、「まあ、こんなものかなあ」というぐらいの印象でした。それより、意外にもこじんまりした町の雰囲気が良く、旅行者もそこそこいてのんびりできました。(その2へ続く)