便利な国際長距離バスに落とし穴

南米大陸の国々を旅行するとき、移動手段の多くが長距離バスです。もちろん飛行機という手段もありますが、運行されている本数が多く、料金も安いのでバスの利用者がほとんどです。また、国内路線だけでなく、主要都市を結ぶ国際路線もあり、いずれもある町のバスターミナルから目的の町のバスターミナルまでバス一本で行けます。しかし、南米のある長距離バス路線には例外があるのです。それはペルーの東部のプーノという町からボリビアのラ・パスへ向かうバスです。

両替しておけばよかった! ペルーからボリビアへの陸路国境越えにボリビア通貨は必須! 両替しておけばよかった! ペルーからボリビアへの陸路国境越えにボリビア通貨は必須!

国境での両替はレートが低い

国際バスは2つの国の国境を越えるとき、出入国手続きのため少し長めに停車します。このとき、たくさんの両替屋があるのでボリビア通貨を入手できるのですが、ここでのレートは正規レートよりやや悪いのが一般的です。そのため多くの人が到着する次の町の両替屋またはATMから現地通貨を入手しようとします。しかし、プーノからラ・パスへのバスは、ボリビア通貨が絶対に必要なのです。

船代は1ボリビアーノ

プーノからラ・パスへ向かう場合、ボリビアへ入国後にチチカカ湖があるため、道が途絶えている場所があります。この湖を渡るため、バスは一旦乗客を全員降ろして(荷物はバスに乗せたまま)筏へ、降ろされた乗客はボートに乗り対岸へ渡ります。このボート運賃は一人当たりたったの1ボリビアーノ(15円)なのですが、ボリビア通貨以外の支払いは受け付けてくれません。ペルーからボリビアに入ってきた観光客の数人はこのことを知らない人がたまにいます。前述したとおり、両替レートが悪いため、ラ・パスに到着するまで両替しないと決めた人たちです。

安くても払えない料金、どうする!?

地元の人はこのバス移動には道中船に乗ることを認知していますが、これを知らない観光客は寝耳に水です。ボリビア通貨を持っていない場合どうすればいいのでしょう。答えは同じバスの乗客に頼み倒すしかありません。国際バスではバス一本乗ればいいと考えますが、やはり新しい国へ訪れる場合はアメリカドルだけでなく、わずかでも両替していくことがおすすめですよ。