南米のオアシス、ラパスと「けんちゃん」

バックパッカーがついつい長期滞在してしまう沈没地の条件は、まず物価が安いこと、美味しいご飯が食べられること、そして治安がいいことです。南米ボリビアの首都ラパスは、南米の中では物価がダントツに安く、美味しい日本食レストランや韓国料理の店があるので、治安はあまりよくないですが、バックパッカーにとってはオアシスのような街です。なかでも日本人会館ビルにある「けんちゃん」は、チチカカ湖のマスの刺身がたっぷりの名物「トゥルーチャ丼」を始め、クォリティーの高い日本食が食べられることで旅人の間で名を馳せ、旅人は皆けんちゃんを目めざしてラパスにやってくるといっても過言ではありません。

バックパッカーの沈没地その2 ラパスでパーマをかけるのがブーム!? バックパッカーの沈没地その2 ラパスでパーマをかけるのがブーム!?

ラパスの流行りは「ボリパー」

沈没中のラパスの娯楽といえば、「インディヘナのおばちゃんプロレス」や「青空マーケットでの古着屋巡り」、ボーリングなどがありますが、最近人気なのが「ラパスの美容院でパーマをかけること」です。ボリビアでパーマ、略して「ボリパー」(笑)。南米の中でも物価の安いボリビアでは500円程度でパーマがかけられるとあって、ラパスにいる間に「ボリパー」をかけるのが日本人バックパッカーの間での流行りなのだとか。私がボリビアを旅した2006年には聞かなかったので、ここ数年の流行りなのでしょう。

ローカルの美容院はちょっと不安

長期旅行中の自己メンテナンスでの悩みどころは「髪のお手入れ」です。特に女性は、現地の美容院でカットしてもらってもなかなか納得のいく仕上がりにはならず、結局旅の間は美容院に行かずじまいの人も多いと思います。私はよく現地で髪を切ってもらうのですが、インドの床屋で前髪を斜めにまっすぐに切られたことがあります。切られてしまったら後の祭り、伸びるまでの間、ずっとバンダナで隠していました。ですから、ボリビアでパーマなんて、出来上がりを見るまではハラハラドキドキだと思うのですが、実際のところラパスの美容師さんの技術はどうなのでしょう。

アトラクションとして楽しもう

町の中にやたらと美容院があるラパス。日本人が躊躇せずに入れるようなおしゃれな美容院だとパーマをかけて毛先を揃えて2000円くらい。しかしバックパッカーの間で評判の美容院もあるようで、そこだと500円くらいでやってもらえます。パーマ液はけっこうきつめ。電熱コイルで沸かしたバケツの水で髪を洗います。仕上がりが不安な人は巻くロッドを太めにしてもらうといいでしょう。パーマ液が強いのか、後で髪が痛むという声もあるようですが、これはもう一種のアトラクションまたは通過儀礼だと思って(笑)、ラパスのボリパーに是非チャレンジしてみてください。