アンデス地方では合法の麻薬の原料

ボリビアとペルーをはじめとするアンデス地方では、「コカ」という植物の葉っぱが売られています。現地では、コカの葉をお茶、キャンディーなどに用いたり、直接口の中に放り込み、口寂しさを紛らわしています。高山病の予防として、コカの葉を口に含むことは、良く知られています。しかし、このコカの葉は麻薬の一種である「コカイン」の原料でもあります。コカインはコカと化学薬品で合成して抽出し、それを精製してできます。ボリビアでもコカの葉は合法ですが、コカインは違法です。

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コカ・コーラは、コカの葉が原料だった

ボリビアのラ・パスには、「コカの博物館」があります。そこでは、植物コカに関する資料が展示されており、また2階にあるカフェでは、コカを使ったお菓子を食べることができます。コカの葉は、コカインの原料になるため、ボリビア政府は生産地を限定し、生産量を管理しているそうです。また、コカ・コーラの原料にコカを使っていたという資料もありました。確かに、コカという名前がコーラに入っていますね。

まじない師の必須道具は、コカの葉

ラ・パスの町で旅行会社が催行している1日ツアーに参加すると、「コカの葉占い」をしてもらえるものがあります。私はラ・パス名物の毎週日曜日の市場およびプロレス観戦ツアーに参加し、占ってもらえました。まじない師というか、現地の中年のおじさんです。特に怪しい服装やおどろおどろしい部屋でありません。ここではコカの葉を使い、占ってくれます。ツアーであれば、ガイドが英語に翻訳してくれるので、大丈夫です。

あなたは何が知りたいの?

初めに自分の名前と生年月日を伝えると、コカの葉をテーブルの上に配置します。コカの葉の裏表、枚数、位置が重要のようです。そして自分が知りたい事を伝えると、占い師はわしづかみにしたコカの葉をテーブルの上に少しずつ散らし、質問に答えてくれます。最初に配置したコカの葉っぱを撤去しない限り、聞きたいだけ、どんどん質問できます。恋愛、仕事、勉学、人それぞれです。日本にはないこの占いのスタイル、ボリビアで体験してみてはいかがしょう。