なぜか多くの旅人がボリビアでパーマをあてている

中南米を長期間旅していると誰もが一度は耳にするであろう「ボリパー」という単語。キャッチーな響きに何やら心躍りますが、何てことない「ボリビアでパーマ」の略称でした。しかしなぜに「ボリビアでパーマ」なのでしょう? パーマ狂の私としては聞き捨てならず、南米はボリビアの首都ラパスにて、体を張って体験してきました!

文句なしのボリューム。髪が相当痛むことは覚悟して 文句なしのボリューム。髪が相当痛むことは覚悟して

まずは美容院選びから

聞けば、ラパスには美容院街なるものがあるんだとか。旅友達に教えてもらった場所に行くと、そこは確かに美容院街。2〜3ブロックに小さな美容院が数十単位でひしめいています。この中からどうやって選べばいいんだろ……と店内をのぞきながら歩いていると、そのうちの1軒からおしゃれ風なマダムが髪をびしっときめて出てきましたよ。えーい、ここに決定! 店内にはがっつりアイライナーと赤い髪が印象的なボリビア感たっぷりなお姉さんが。この人にすべてを委ねてみようではありませんか。肩下くらいの髪の長さの私は、70ボリビアーノ(約1200円)で交渉成立です。

ボリビア流のパーマはかなり豪快

席につくとヘアカタログ的なものを見せてくれてイメージを聞いてくれますが、後でがっかりしないためにもイメージ通りになることは期待しないのが良さそうな雰囲気。私はくるくるのチリチリにしたかったので、「Grande(大きく)!」「Fuerte(強く)!」を連呼しながら、自分でロッドの太さを指定。あとは、手当たり次第髪が巻かれていくのをただひたすら見守るのみです。雑にパーマ液をふりかけられ、生暖かいヘアキャップのようなものをかぶせられてしばらくしたら、ささっと、本当にささっとパーマ液を流して、はい、完成!

気になる出来栄えは……?

美容院では「あれ、こんなもん?」と物足りなさを感じていましたが、髪が乾くにつれモコモコモコモコ……どんどん膨張。「ボリパー」という楽しげな響きにぴったりなファンキーなヘアスタイル! 個人的にはかなり気に入っています。いろんな失敗談を聞いたり実際の失敗作(失礼)を目の当たりにして少しおびえていましたが、成功のポイントは、なるべくセンスの良さそうな美容師さんを選ぶことと、ロッドは自分で指定すること、あとは過度な期待はしないこと、でしょうか。みなさんもボリビアに行ったら、「ボリパー」でちょっとユニークな旅の思い出を作ってみてくださいね!