コロニアル建築も多く見られる「コースA」

ラ・パスの観光バスの続きです。私が乗ったのはコースBですが、先にコースAの内容を簡単に紹介しておきましょう。イサベル・ラ・カトリカ広場を出たバスは、町を貫く大通りを北西へと上って行き、町のランドマークであるサン・フランシスコ寺院の脇を通り抜け、にぎわうメルカド(市場)付近を一周して、旧市街の中心ムリリョ広場へ。カテドラルや大統領官邸などの名所を車窓から観光し、高台のミラドール・キリキリという展望台で下車し、観光。その後はライカコタの丘の縁を通って野外博物館のあるロータリーを回り、出発した場所へとまた戻っていきます。「旧市街の観光はまだ」という方は、先にこのコースAのバスに乗って、概要をつかんでおくといいかもしれません。というのも、ラ・パスのおもな観光名所は、このコースAのエリアにあるからです。

ボリビア最大の都市、ラ・パスの観光地を周遊する二階建てバスを利用してみよう(その2) ボリビア最大の都市、ラ・パスの観光地を周遊する二階建てバスを利用してみよう(その2)

コースBのメリットとは?

今回、私が乗ったのは13:30発のコースB「南地区と月の谷」でした。2階がオープンデッキのバスで、眺めはとてもいいのですが、標高3000mを越える市街なので、私は無理せず陽が直接当たらない1階の方に座っていました。「暑さ対策」というより紫外線が強いので、ちょっと気を許すとたちまち日焼けをしてしまうからです。なぜ私がこの観光バスに乗ったかというと、2つの理由があります。ひとつは七カ国語のイヤホンガイドがあり、日本語の解説が聞けると言うこと。もうひとつが、中心部から40〜50分離れた市の端にある「月の谷」での下車観光があるからでした。

いよいよ観光バスに乗車

「月の谷」は、乾燥して風化した岩場がまるでアポロが映した出した月面のように見えることから付けられた名前です。ここへは公共バスでも行けますが、そもそもそのバス乗り場までがホテルから少し遠いことと、タクシーだと往復で70ボリビアーノとこの観光バスよりも高くなってしまうことがあり、それもこのバスを選んだ理由です。さて、この観光バスですが予約は必要なく、乗車時に運賃を支払えばいいようになっています。車内にトイレはないので、事前にどこかで入っておきましょう(途中の下車場所にはトイレあり)。私が乗った時はけっこうガラガラでお客は6人のみ。おかげで女性のバスガイドさんが、ひとりひとりに何かと気を使ってくれました(笑)(その3に続く)