朝の支度は、前日の夕方?

世界遺産都市であるボリビアのスクレのメルカドは、他よりもやや遅いスタートです。各家庭の朝食は、何を食べているのかよく分からないのですが、パン屋さんが多いことから、パンが主食だと思われます。メルカドでも夕方4時になると、どこからかパンが大量に運ばれてきて、どのパン店も行列を作っています。昼2時半ごろにパン店に行くと、前日作ったパンのようで、同じ値段で1つ多めにくれます。通常は2個で1ボリビアーノ(15円)です。

スクレの市場は、食べ物で溢れている! その3 朝食編 スクレの市場は、食べ物で溢れている! その3 朝食編

スナック感覚の朝食

朝に路上でよく見かけるのは、「サルテーニャス」という食べ物です。サルテーニャスとは、ジャガイモと肉類のカレー煮込み風の具材を小麦粉で作った皮で包み、オーブンで焼いたものです。皮の食感は、クッキーに似ています。店頭で買うときは、具材の選択肢として、鶏肉、牛肉、卵があります。卵を選ぶと、ゆで卵がごろっと入っています。サルテーニャスは、ジューシーな汁が詰まっていて、こぼさないで食べるのが難しいです。が、毎日食べたくなります。店頭で食べると、コールスローのようなサラダがあるので、好きなだけ盛り合わせて食べることができます。

揚げ物系も朝からOKのボリビアーノ

「ブニューテス」、「トゥクマン」なども朝食として、食べられているものです。これらは路上の売店だけでなく、小さな食堂でも見かけます。ブニューテスは、チーズを小麦粉の皮で挟み、薄くのばして油で揚げたもので、粉砂糖をかけて食べます。トゥクマンはサルテーニャスに似てますが、小麦粉の皮でなく、小麦粉をまぶしてそのまま揚げています。また、名前が分かりませんが、ジャガイモと肉類のカレー煮込み風の具材をご飯で包み、素揚げしたものがあります。歩きながら食べれるイメージのものが多いですね。

標高は、料理に大きな影響?

朝から料理をするという文化は、あまりないのかもしれません。ヨーロッパの食文化を受けていることもありますが。パンや揚げ物系は、オーブンや油を使い、高い温度で調理できるものです。標高の高い地域が広がるボリビアでは、日本と同じようにお米を炊いても、おいしくできません。標高が300mあがる毎にと水の沸点が1℃ずつ下がります。スクレは標高2900mなので、沸点が90度ぐらいです。サルテーニャスは、オーブン調理なので、胃袋にも優しいです。是非お試しください。(その4へ続く)