ボリビアの憲法上の首都スクレ

「あれ?ボリビアの首都ってラパスじゃないの?」と思った人も多いのではないでしょうか。そうなんです。ちょっとややこしいのですが、ボリビアの憲法上の首都はラパスではなく、スクレなんです。でも、首都機能はラパスにあり、行政・立法・司法機関、国連の施設などもすべてラパスにあるので、社会の試験でボリビアの首都を聞かれたら、ラパスと答えるべきでしょうね。 さて、憲法上の首都スクレは標高2900メートルの高地にあり、スペイン統治時代のコロニアルな旧市街の街並みが美しい、世界遺産の街でもあります。

ボリビアの首都、美しいコロニアル都市スクレの絶品チョコレート ボリビアの首都、美しいコロニアル都市スクレの絶品チョコレート

「白い街」のコロニアルホテルで優雅なステイ

ラパスが喧騒と活気にあふれた大都会だとすると、スクレは落ち着いた優雅な地方都市、といった佇まいを持っています。この国の歴史を知る上で重要な場所でもあり、1825年のボリビア独立時の調印はこの街で行なわれ、翌年、スクレ元帥の名をもらい首都に制定されました。16世紀に造られた旧市街の建物は白く塗られ、別名「白い街」と呼ばれています。世界遺産の住宅を生かした素敵なホテルが多く、しかも宿泊料はとても安いので、ボリビアの他の町ではなかなか味わえない、ゆったりとしたコロニアルな雰囲気をお得に楽しめておすすめです。優雅な気分に浸れること間違いなし!

チョコレート好きにはたまらない街

スクレはチョコレートも有名で、5月25日広場前のアレナーレスArenales通り沿いにいくつか店が集まっています。 中でも“El Ceibo(エル・セイボ)”は高級ボリビア・チョコレートとして有名ですが、在住日本人にも人気なのが“Para Ti(パラ・ティ)”です。板チョコまたは一口サイズのいろいろな種類のチョコレートが売られていて、バラ買いもできます。マカデミアナッツやアーモンド、ラム酒入りのもの、トリュフやホワイトチョコレートなど、一粒2ボリビアーノ(約30円)くらいから。アンデス特産の穀物「キヌア」入りのチョコレートはお土産にもいいですね。

織物博物館とタラブコの日曜市は織物天国

スクレにある織物博物館では、織り手が減って滅びつつあった近隣の民族の手織物を展示しています。一枚織るのに半年以上かかるというタラブコやハルカの芸術的な織物が並び、実際に織っている様子も見られます。ショップでは、織り手の写真つきの織物が売られていて、ちょっと値は張りますが質のよいものを手に入れることができます。また、近郊のタラブコの村では毎週日曜日に市が立ち、村人が使っていたアンティークの織物に出合えます。布フェチの私も、この織物博物館とタラブコの市でかなり散財しました。美しい街並みにスイーツとショッピング。スクレは女性には危険な街かもしれませんね(笑)。