ヒマラヤの神々がみられる「プーンヒル」

ご来光といえば、やはり王道は山で見る日の出でしょう。ネパールには、様々なトレッキングのルートがあります。そのルート上には8000mを超えるヒマラヤの山々を望む絶景ポイントが数多くありますが、なかでもトレッカーに人気なのがプーンヒル(標高3210m)という展望台です。拠点の村は、アンナプルナとダウラギリのヒマラヤ2大山群の間に位置する村ゴレパニ。まだ暗いうちに村を発ち、プーンヒルを目指して登ります。展望台からは、正面にダウラギリ山群の名峰ダウラギリI(8167m)がどどーんと聳え、右手にはアンナプルナI(8091m)をはじめとするアンナプルナ山群が望め、絶景です。ご来光を浴びて頂をバラ色に染めていく山々の姿は神々しいほどです。

世界のご来光スポットはここだ! -自然編- 世界のご来光スポットはここだ! -自然編-

仙人が住んでいそうな神秘の山「黄山」

中国の黄山は、900以上の世界遺産の中で30件に満たない文化・自然の複合遺産のひとつです。三つの主峰とその他69の峰から成り、奇松・怪石・雲海・温泉の「四絶(四つの絶景)」で名高く、岩と松の峰々と雲が織り成す景観はまさに山水画の世界です。この中国屈指の名山は、中国随一のご来光スポットとしても名高く、中国人にとって一度は訪れたい憧れの観光地なのです。ヒマラヤの山々の神々しさに対し、黄山のご来光は、どこからか仙人が現れそうな幽玄の世界。幻想的な雲海のシーズンは11月から5月までです。

インドネシア随一のご来光「ブロモ山」

ブロモ山はインドネシアのジャワ島東部に位置する火山です。火の神の棲む山として、古くから聖なる場所として崇められてきました。ブロモ山はひとつの火山の火口内にさらに小火山体ができている、日本の阿蘇山と同じ複式火山です。外輪山の北にあるビューポイントからは、火口内の二つの小火山(ブロモ山とバトッ山)と、その奥に20km先に位置するジャワ島最高峰のスメル山を望むことができ、ここからのご来光はインドネシアでも随一の絶景といわれています。ご来光を見たら外輪山から火口に降り、ブロモ山までトレッキングもできますよ。

鏡の世界に立つ「ウユニ塩湖」

いまや日本人に大人気、ベストシーズンである2月の新月の時期には数百人の日本人がやってくるという南米ボリビアのウユニ塩湖。真っ白い塩湖に雨季の季節に水が張ると、水面が鏡のようになるんですね。空と陸の境がどこなのかわからなくなりそうな、不思議でそして感動的に美しい絶景に出合えます。夜明け前の真っ暗なうちに塩湖に着き、ご来光を待ちます。光が差し、太陽が昇ると、色づく雲も太陽も、すべてが鏡のように湖に映りとても幻想的です。この景色が見られるのは湖に水が張る12月から3月くらいまでで、その年の雨量によってコンディションも変わるのでご注意を。