ボリビアの塩湖にあるホテル

南米のボリビアには、塩湖としては世界最大面積を有する「ウユニ塩湖」があります。雨季は雨水が溜まり水が張っている湖ですが、乾季になると乾燥のため水が干上がって、固い塩の大地が湖一面に広がります。その乾季の固くなった塩をレンガのように切り取り、組み合わせてできた家が、ウユニ塩湖湖畔にあります。この家は観光客用の宿泊施設として利用され、通称「塩のホテル」と呼ばれます。このホテルは、個人でもツアーでもどちらでも宿泊できますが、ツアーに参加して宿泊するのが、一般的です。

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塩のホテルは、塩湖の湖畔にしかない

ウユニ塩湖湖畔には、何軒もの塩のホテルがあり、ツアーではそのうちのひとつに滞在します。ツアーは1泊から3泊のものがあり、私はチリとボリビアの国境を越える2泊3日のツアーに参加した時に滞在しました。さて、この塩のホテル、塩湖のど真ん中にかつてありました。しかし、雨季の雨によって塩のレンガが水に溶け、崩壊したそうです。そのためか、塩のホテルは塩湖上にはありません。

どこまで塩でできているの?

塩のホテルに入って見ると、床は一面に粗塩が敷き詰められ、ドアや窓など日常的に動かす必要があるものは木材ですが、壁、ベッド、テーブル、椅子などがウユニ塩湖から切り取ってきた塩のブロックでできていました。特に壁、美しく組まれたブロックが芸術的で、見ごたえ満点です。しかし、実は”超冷たい”のです。ベッドは当然マットレスがあり、椅子にはクッション、テーブルにはボリビア独特のカラフルな織物がかけられています。物珍しさの裏には、ちょっとした難点があります。

ウユニ塩湖湖畔で滞在する最高のおまけ

塩のホテルに滞在する場合、星空を思う存分見ることができます。特に乾季の湖には水がなく、一面乾いた塩の大地になり、そこから満点の星空を見上げることができます。世界一の面積の塩湖であるウユニ塩湖からは、視界を遮る山も近くにない。そう、誇大して言えば、地平線近くまで星空が見えます。人工の光がなく、標高4000mに近いここでは空に近いので満天の星空です。みなさんも塩の建築物と美しい星空を楽しめるツアーに参加してみましょう。