人里離れたアンデス山脈をめぐる旅

南米チリを出発して、ボリビア最南端の国立公園およびウユニ塩湖へ訪れる2泊3日ツアーでは、現地固有の動物たちに逢うことができます。ツアー行程の前半では人の住まないアンデス山脈一帯を訪れ、後半には村を含むウユニ塩湖を訪れます。数少ない水や草、木々がある場所では出遭う動物の種類も異なり、わくわくします。一体どんな動物に逢うのかを、ツアーの魅力のひとつとして紹介してゆきます。

アンデス山脈の標高4000mを行くツアーでは、希少な動物に会える! アンデス山脈の標高4000mを行くツアーでは、希少な動物に会える!

湖に見えるピンク色のドットの正体は?

国立公園および周辺には多くの湖が点在しています。いくつかの湖には、高山地帯ではイメージできないピンク色のドットが見えています。これは何かというと、フラミンゴの群れなのです。ある湖ではフラミンゴの保護のため立ち入り制限をしていますが、柵もなくフラミンゴに近づける場所もあります。私が近づいた時、その距離は5mもありませんでしたが、フラミンゴは逃げる素振りもせずに悠然としていました。雨季には、もっとたくさんのフラミンゴに出遭えるそうです。

荒野を生きる、さすらいの動物

高山植物がまだらな場所では、希少な野生動物「アンデス・キツネ」や「ビクーニャ」に出遭えました。キツネは群れではなく、常に一匹。どこからともなく現れて、去って行きます。ビクーニャは、アンデス地方特有のラクダ科の動物です。けれど、ラクダのようなコブはなく、小さくて鹿のように見えます。群れていても3〜4匹です。毛は短いのですが保温性やさわり心地が抜群のため、ビクーニャの毛を使った製品は南米で最も高価なお土産です。

アンデス山脈の代表的家畜は?

民家の多い地区では、「アルパカ」や「リャマ」を見かけます。これもアンデス地方特有のラクダ科の動物です。日本ではあるCMでアルパカが有名になり、知名度が上がりました。このふたつの動物はほとんどが家畜として飼われており、その耳や体にアンデス特有のカラフルな飾りが付けられています。所有者のサインなのでしょうか。どちらの動物も毛製品は、手触りの良いセーターやマフラーとして手ごろな値段でお土産として買えます。景色もきれいですが、珍しい動物に逢うのが目的でも、このツアー、なかなかいいかもしれません。