ガイドブックで教えてくれないイロハ

チリやボリビア、ペルーの標高が高い地域の旅行は、季節の調査だけでは、持ち物に何が必要か分かりません。なかには1日のバス移動が標高でいえば3000m以上の変化を伴う時があります。単なる移動なら問題ないですが、ツアー中のこの変化は、楽しい旅行に影響を及ぼします。例えばチリからボリビアへ国境越えのツアーでは、ツアー中の標高差が最大2000m近くもあります。ボリビアから出発する同じ内容のツアーであれば、標高が下がるので問題ありませんが…。今回、私が参加した、チリから出発しボリビアへ向かうツアー中に気づいた注意点を紹介します。

天気予報ではわからない。チリ、ボリビア、ペルーの乾燥する大地では何が必要? 天気予報ではわからない。チリ、ボリビア、ペルーの乾燥する大地では何が必要?

水をたくさん買って行こう

チリからボリビアへ行くこのツアー、最も変化のあるのが標高と気圧です。つまり、高山病の恐れがあります。その対策として、水をたくさん飲むこと。1日2リットル以上を飲むのが良いといわれました。ツアー中は、お店がないので準備していくしかありません。また、現地の高山病対策として、「コカの葉」を噛むことがあります。余談ですが、このコカの葉は、麻薬のひとつ「コカイン」の原料になるため、日本には持って帰れません。

乾燥した空気は、皮膚への大敵

標高の高い場所は、空気が水分を含むことができず、乾燥しています。ツアー中の宿泊施設には、温水シャワーがありません。なぜなら、ガスと水は非常に貴重なものなのです。別料金でシャワーの利用が可能な場合もありますが、すぐに冷えるため体によくありません。ボリビア国内のホテルでは、シャワーがぬるま湯で熱くない場合もあります。このツアー中は体を拭くためのウエットティッシュを持参し、寝る前のシャワー代わりにし、その後は保湿クリームを塗りましょう。あかぎれやひび割れの対策です。

食べる楽しみを守るリップクリーム

気圧の変化は、消化器官の働きを鈍くします。そのため、ふだん食べる量より、やや少なめにして、体調を管理しましょう。南半球の紫外線量は、北半球に比べ8倍と言われています。日焼け対策を日本にいるときより丁寧にするだけでなく、、唇にも細心を払いましょう。乾燥し、さらに紫外線の影響を受け易い敏感な体の一部です。現地の人も、保湿クリームやリップクリーム、常備しています。万全の体調を維持して、楽しい南米高地の旅行をしましょう。