温泉と硫黄臭の蒸気に日本を感じる

チリとボリビアの国境を越え、ウユニ塩湖を目指すツアー初日。この辺りには火山がありますが、火山といえば、もちろん温泉です。天然露天風呂があり、更衣室使用は有料ですが、温泉自体は無料なので、足湯を楽しみました。その後は、穴がぼこぼこ開いた岩場に向かいます。この穴から硫黄の強烈な臭いがする水蒸気が噴出していたり、真っ黒な泥がぼこぼこ沸いていたりと、火山地帯独特の光景を目の当たりにします。そして、初日の宿がある湖の「ラグーナ・コロラド」へ向かいます。

日帰りでは決して行けない。 チリとボリビアの国境を越える壮絶なツアー その2 日帰りでは決して行けない。 チリとボリビアの国境を越える壮絶なツアー その2

フラミンゴの住む湖の傍で、満天の星

湖畔のこの宿で昼食をとり、湖畔を散策するとフラミンゴに遭遇しました。雨季であれば、もっとフラミンゴがいるそうです。その夜、宿泊した公園内の宿周辺には、人工の光がない上に標高約4300mにあるので、空に美しいたくさんの星が見えました。しかし、夜の冷え込みはハンパありません。限られた資源で提供される宿のため、暖房はありませんが「湯たんぽ」を準備してくれます。この環境下で、なんとか準備できる暖房措置です。この湯たんぽが、快適な睡眠に導いてくれました。

風化した岩が連なる風景

国立公園内の宿で一夜を過ごし、2日目が始りました。ジープの屋根へ全員の荷物を載せるのですが、そこにはポリタンクがありました。ホースを使い、タンクからガソリン給油です。宿すぐ傍にあるボリビア側の国立公園入り口を通過し、2日目の最初の場所「アルボル・デ・ピエルドラ」に到着。砂地にある巨大で形の異なる岩々が広がる場所です。ワイングラスのように根本が細く、空に向かって広がるような岩がありました。雄大な荒野を背景に、とても不思議な光景でした。

湖周辺に棲む野生動物とは

タイヤ痕のみが道を示す荒野を走り、この日は4つの湖を訪れました。最初の湖には氷が張っていました。しかし湖畔まで近づいても、氷が割れる音がしません。私は大胆に氷の上で寝転び、その姿を写真に収めました。乾季のこの時期、最も寒い時期なのかもしれません。他の3つの湖ではどこもフラミンゴに出会えました。最もフラミンゴに近づいた距離は5mくらいでした。また、希少な野生動物「ビクーニャ」にも出会えました。(その3へ続く)