滝の下から、そして上からの眺め

先端の展望台に立つと、どこを見ても迫力のある滝が見えますが、やはり奥まった所にある「悪魔の喉笛」が一番です。水煙が常に立っている状態なので、晴れていれば虹をとてもきれいにカメラに収めることができますよ。運がいいと二重に虹がかかる「ダブルレインボー」も見られます。しばらく立っていると、水煙で身体がけっこう濡れてきますが、顔に当たる水煙もほどほどなら、マイナスイオンを浴びているような気分でさわやかです。しかしこれでイグアスの滝の展望は終わりではありません。桟橋から遊歩道に戻り、さらに先へ進んで、滝の真横に当たる建物のエレベーターを使って上ると、そこは手前のフロリアーノの滝の上です。滝が流れる上の位置から見るのも、また見応えがあり、ここも絶好の写真スポットです。いや、どこから撮っても絵になるイグアスの滝です。

世界遺産の絶景「イグアスの滝」。そのアプローチを徹底解説!  その3 世界遺産の絶景「イグアスの滝」。そのアプローチを徹底解説!  その3

かわいらしい動物。でもご用心

この上の展望台そばの建物には、ブラジル側イグアスの滝の唯一のレストラン「ポルト・カノアス・レストラン」が入っており、ビュッフェスタイルの食事ができます(約3500円)。「高い!」という方には、売店でスナックやファストフードも買えます。この建物には土産物屋やトイレもあるので、ご利用下さい。外に出ると帰りのバスが停まっています。この建物付近にはたくさんのハナグマがいて、ゴミ箱の餌をあさったり、人の食べ物をねだったりしていますが、決して関わらないようにしてください。人なつこいですが、鋭い歯と爪を持っているので、ケガをする人が少なくないのです。生態系を守るためにも、エサをあげないように注意してください。

ブラジル側はどのくらいの観光時間をみればいい?

バスで再びビジターセンターまで約20分。そこからフォス・ド・イグアスの町までは再び市バスで40分です。公園内はゆっくり回っても1時間半から2時間もあれば十分なので(遊歩道は総計でも徒歩30分程度)、バスの待ち時間を入れても4〜5時間あればフォス・ド・イグアスから往復できるので、半日あれば十分に観光できるでしょう。ということでトレイルがいくつもあり、1日楽しめるアルゼンチン側に比べると観光のボリュームは少ないですが、その分簡単にハイライトにアクセスできて(ハイライトだけたならほとんど歩かないで行けます)、短時間でお気軽に見られるのがブラジル側イグアスの滝のポイントでしょう。