アマゾンをお手軽に見られるツアーがある

一度は行ってみたいという人も多い、南米のアマゾン川。しかし「何日も宿泊するジャングルツアーはちょっと辛そうだなあ」という人もいるかもしれません。また、そこまで時間を取れないという人もいるでしょう。そこでアマゾン観光の基点となるマナウス発で、「アマゾン川周辺の見どころをお手軽に観光してみたい」という人にピッタリの、日帰り観光ツアーを紹介しましょう。これはいろいろな旅行会社で申し込んだ人たちが集められて混載になるというツアーです。

マナウス発、アマゾン川の日帰り定期観光船によるツアーに参加してみよう(前篇) マナウス発、アマゾン川の日帰り定期観光船によるツアーに参加してみよう(前篇)

次々に人の手を渡り、ようやくボートが出発

私の場合、まず申し込んだ旅行会社からホテルへピックアップの車が来ました。マナウス港までそれで行き、そこで別のガイドに引き渡されます。すでに他の旅行者も待っており、彼らと一緒に港へ。しばらく待つとすでに旅行者を乗せたボートがやってきて乗り込みますが、そこで先ほどガイドだと思っていた人は帰ってしまいます。その人も仲介の人だったようです。さて、乗り込んだボートは出航したかと思うと、すぐに少し離れた船着き場でさらに人を乗せます。他の乗客から「またか」というため息がでましたが、ようやくこれで満席になり、どうやら出発です。

最初の観光ポイント「二河川合流地点」

乗客の8割はブラジル人、残りが他の国の人たち。今度こそ本当のツアーガイドが説明を始めます。これがポルトガル語、スペイン語、英語の三か国語。英語しかわからないのは私を入れて2人だけだったので、いつも説明は短めにされてしまいました(笑)。マナウス港を出たボートは15分ほど川を下り、最初の目的地「二河川合流地点」に着きます。ここは上流から流れてきた黒い色のネグロ川と茶色く濁った色のソリモンイス川が合流し、「アマゾン川」となるところです。二つの川は水温も速度も、また比重も異なるので、十数キロに渡って交わらずに並行して流れているのです。最初はその地点にボートを停め、写真撮影タイムです。この「二河川合流地点」について詳しくは、「たびナレ」の別項に書きましたので参照ください。そのあとボートは、マナウスの対岸のソリモンイス川沿いへと向かいます。

ナマケモノやニシキヘビが登場!

次にボートが行くのは水上集落の村です。ここで一軒の水上売店に上陸して休憩。希望者は、いけすで飼っているアロワナ釣りができます(実際は餌を取られてばかりで釣れませんが)。そのあと、増水で水没した川沿いの林の中をボートは進みます。「子供が乗っても沈まない」という葉を水面に出すオオオニバスを見に行ったのですが、残念ながら見られたのはサイズの小さいものばかりでした。するとそこに地元の子供たちが運転するボートが4、5そう、ものすごい勢いでやってきました。何事かと思うと、子供たちはみな手に野生動物を抱えています。つまりそれを抱きつかせて記念写真を撮り、小銭をもらうビジネス?でした。ツアー客に人気なのは可愛らしいナマケモノの赤ちゃん。他にもサルやワニ、ニシキヘビを持ってくる子もいましたが、そちらはあまり人気がありませんでした。(後篇に続く)