最終日はジャングルを歩き、生態系を知る

最終日の3日目は朝食後、ボートに乗って30分ほど行ったところで上陸し、ジャングルの中のウォーキングルートを行きます。動物は見られませんでしたが、ガイドが森のさまざまな木を利用した先住民の知恵などを解説してくれます。叩くと反響音が大きいことから、森で伝達手段として使われた「電話の木」。つる性の木を切ると水がポタポタと落ちてきて喉の渇きをしのげるという木。落ちている木の実の中にすむ、栄養たっぷりな食用の白い幼虫などなどです。

ブラジル有数の観光地、アマゾン川流域の現地発ジャングルツアーに参加してみた(その4) ブラジル有数の観光地、アマゾン川流域の現地発ジャングルツアーに参加してみた(その4)

ジャングルのダニに注意!

このジャングルウォーキングの道は平坦でおおむね歩きやすいですが、とにかく湿度が高いので汗だくになりました。また、私は足首周辺をジャングルに棲むダニに何十か所も刺されてしまいました。靴と靴下、長ズボンを着用してもやられたのです。なので、みなさんが参加される場合は、靴と靴下、ズボンの裾にたっぷりと防虫スプレーをかけておくことをおすすめします。数日間はとてもかゆいです。この1時間半ほどのウォーキングで、ツアーのプログラムは終了です。昼前にロッジに戻り、昼食を食べた後、マナウスに戻ります。ホテルに戻ってくる時間は16時半ごろでした。

安いツアーのせいか、ガイドとお客の質がいまひとつ?

このツアーに参加しての感想ですが、物価の高いブラジルで一日あたり9000円以下のツアーなので仕方ないのですが、思っていたよりも疲れたツアーでした。ガイドの若者はツアーのスケジュールを前もって説明するタイプではなく、他のツアー参加者に意図がうまく伝わらないこともありました。あと同じツアーの、全員19歳というオーストラリア人の若者4人が自分たちで盛り上がってばかりで、ガイドの言うことをよく聞いていないことが、ガイドをイラつかせていました。そのとばっちりか、私がガイドに何か質問をしても非常に不愛想に受け答えされ、私も少々不快になりました。また、安いツアーのせいか(単に彼らが若いだけなのか)、生態系や自然にさほど興味のない(が体験はしてみたい)お客というのも、ツアーにいまいち感を生んだのかもしれません。

快適でないのは仕方がない

あとはジャングルでのハンモックのステイが、あまり快適でなかったこと。ジャングルに寝泊まりするので、そもそも快適さを求めるのがまちがっているのですが、その前に参加したベネズエラのエンジェルフォールのジャングルステイよりも、食事、設備も落ち、また標高が低いため湿度が高く、蚊が多いことも辛かったです。その割に特別な動物が見られるわけではないので、正直、2日ともロッジ滞在でもよかったかなと思います。ただ、ツアー内容はガイドブックやネットなどを見てもすることはそう変わりないので、ロッジやガイドのちょっとしたホスピタリティで印象が変わってしまうのかもしれませんね。それでもジャングルツアーで見たものは、私に強い印象を残しました。波のない鏡のような川面に、どこまでも続きそうな青い空や雲が映りこんだ風景は、きっと忘れることはないでしょう。