金鉱その2 ミナ・シコヘイ

この金鉱は町の中心にある住宅地の一画にあり、石畳の急な坂道を進んで向かいます。入場料は20レアル(約800円)。ヘルメットを被りガイドの案内で見学しますが、説明はポルトガル語のみ。ただし内容はミナ・ジェジェと同じです。ところでこの金鉱の名前の「シコヘイ」というのはある黒人奴隷の名前です。あるアフリカ部族の王であった彼は、奴隷として人一倍働き自由を買い取って、ブラジルの奴隷解放運動の先駆者の一人となった人物です。歴史的意味のある金鉱の一つなんですね。

マリアーナの金鉱にはダイビングスポットがある!? マリアーナの金鉱にはダイビングスポットがある!?

金鉱その3 ミナ・ダ・パッセージェン

オーロプレットの隣町マリアーナの外れにあるこの金鉱は、1985年まで実際に採掘が行われており、深度315mという世界で最も深い金鉱です。ここは入場料が最も高く40レアル(約1600円)でした。この金鉱では一切奴隷労働者を採用せず、海外の重機を取り入れ、作業員を雇い賃金を払っていたのですが、採算が取れないという理由から閉鉱されたそうです。ガイドの説明はポルトガル語のみで行われ、深い鉱山内部へはガイドと一緒にトロッコに乗って一気に地上から315m下へ降り、とてつもなく広い地下洞窟のような場所にたどり着きます。

冷え込んだ洞窟の内部にある水たまり

地下の坑道全体にはライトが設置され、他の金鉱よりも歩きやすくなっていました。そして通路の脇には当時使われていた重機や工具が展示され、これらがあってこそこの巨大な坑道ができたんだなと改めて納得できました。ガイドに従って坑道の奥へ進むと、大きな水たまりに到着しました。設置されたライト以外に光がなく、動植物が生息しない、透き通った水がそこにあり、光の屈折の関係で実際よりも浅く見えるそうです。ここではスキューバダイビングができるそうですが、上級のダイビングライセンス所持者のみ潜水可能だそうです。

実際にやってみよう!砂金採り

地下の金鉱を見学し終えたら再びトロッコに乗って地上に戻ります。そして、砂金の分取を実際にやってみましょう。三度笠のような容器に砂金が含まれた砂と水を注ぎ、ゆっくり円を描くように容器を動かします。比重が重い金は容器の中心に留まり、比重の軽い砂は水と一緒に徐々に容器の外側に移動し、最終的に中心には金の粒が残ります。3つの金鉱それぞれに楽しみ方があるので、目的と旅行日程に合わせて訪れてみましょう。