多くの情報で埋もれた場所

海外旅行で訪れる場所は、インターネットやガイドブックの情報を頼りに訪れるのが一般的ですよね。私はガイドブックや他人のブログを参考に観光目的を定めるのですが、それで見逃してしまうことがあります。また、見どころがたくさんありすぎて、隠れた素晴しい場所が見つけられない、または地元の人しか知らないときがあります。今回、そんな秘密の場所をひとつを紹介しましょう。

ガイドブックに紹介されていない場所 ガイドブックに紹介されていない場所

世界遺産の町オーロプレット

オーロプレットは1690年に金鉱脈が見つかり発展し、「古都オーロプレット」として世界遺産に登録されました。主な観光は古い町並みと金鉱巡りで、見どころがいっぱいなのですが、実は町からバスと徒歩で1時間ほどの場所に、神秘的な滝があるのです。この情報は宿泊していた宿のオーナーが教えてくれたのですが、インターネットで調べても、そんな情報がなく半信半疑で行ってみたのが始まりです。

アンドリニャスの滝の奥へ

教えられた「アンドリニャスの滝」は町からバスで20分のアンドリニャス自然公園内にあり、公園入り口からあぜ道を40分ひたすら歩いて進みます。あぜ道沿いに小さな川が現れると、その川は畳が重なったような岩が広がる場所につながり、幅の広い穏やかな滝になっています。これがアンドリニャスの滝なのですが、さらに水が流れる先へ進みましょう。この先には入り組んだ岩の隙間があり、滝がつながっているのです。

秘密の入り口を行く

岩の隙間への案内板がないのですが、そこへ誘導するかのように岩場に柵が設置されているので探しましょう。滑りやすい岩場を歩くので注意が必要です。人がやっと入れるような岩の隙間から滝の音が聞こえ、中には洞窟へ降りる梯子があります。この洞窟の天井に穴がありそこから水と一緒に太陽の光が差し込み、滝は青く、その木漏れ日で自生した緑の苔が輝いて見える神秘的な滝に出会えます。滝は巨大ではありませんが、その景色は息を呑む美しさです。(後編に続く)