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海外現地発ガイド通信

一見の価値有り!古書が作る不思議な空間「幻想図書館」


掲載日:2014/08/09 テーマ:美術館・博物館 行き先: ブラジル / リオデジャネイロ

タグ: 建築 図書館 素晴らしい


35万冊の古書が作る神秘的な空間

日本では、「幻想図書館」の名で知られる由緒正しいリオの図書館 日本では、「幻想図書館」の名で知られる由緒正しいリオの図書館

リオ・デ・ジャネイロにあるヘアル・ガビネチ・ポルトゲス・デ・レイトゥラ(Real Gabinete Portugues de Leitura)は、その内部が不思議な世界観をもつことから、日本では「幻想図書館」の名で知られています。「ハリーポッターの世界」などと評されることもあります。青い壁面の前に設けられた3階分、天井まで伸びる本棚には、35万冊以上と言われる書籍が収納されており、独特の雰囲気を醸し出しています。入り口で記名すれば誰でも入館できますが、貴重な古書に触れることは許されていません。

ブラジル皇室も立ち会った由緒ある図書館

セントロにある幻想図書館の外観 セントロにある幻想図書館の外観

この図書館は、ポルトガルからの移民が、母国の書籍をブラジルに提供することを目的に創立したもので、1880年、ブラジル最後の皇帝、ドン・ペドロII世が、起工に立ち会い、1887年、娘のイザベル皇女が竣工式を行いました。建築には、ポルトガルで独自の発展を遂げた「ネオ・マヌエリーノ」と呼ばれる後期ポルトガル・ゴシック様式が取り入れられています。リスボンにある世界遺産、ジェロニモス修道院にインスピレーションを得たというファサードには、ポルトガルから船で取り寄せた石灰岩が使われています。

ポルトガル史上最大の詩人の作品も収蔵

図書館奥中央にあるLuiz de Camoes胸像 図書館奥中央にあるLuiz de Camoes胸像

図書館中央に設けられた胸像は、ホメロスやダンテなど古典詩人とも作品が比較されると言うポルトガルの詩人、ルイス・デ・カモンイスのもの。通りの名前にもなっています。また、館内入り口付近には、美しいガラスケースに収められたカモンイスの最高傑作と言われる「オス・ルジアダス/ウズ・ルジアダス(Os Lusiadas)」の初版(1572年)も見ることができます。なお、この本は、ヴァスコ・ダ・ガマを称賛し、大航海時代のポルトガルの栄光を詠う叙情詩で、日本語でも翻訳、出版されています。

セントロ観光の際に立ち寄ってみては

図書館のシャンデリア 図書館のシャンデリア

とても魅力的な幻想図書館ですが、入室が許されているのは1部屋のみ。また本に触れられないこともあり、実際見学に所用する時間は、20分もあれば十分。館内の撮影は自由ですが、セントロのあまり治安が良くないエリアにあるので、外観の撮影など、外でカメラを取り出す時には十分注意して。この図書館から徒歩ですぐ行ける観光スポットには、「コンフェイタリア・コロンボ」カフェ&レストラン、「エリオ・オイチシカ文化センター(Centro Cultural Helio Oiticica)」などがありますよ。

関連情報

Real Gabinete Portugues de Leitura(幻想図書館)
住所:Rua Luís de Camões, 30
Centro - Rio de Janeiro
電話: (+ 55 21) 2221-3138
メール:gabinete@realgabinete.com.br
サイト:http://www.realgabinete.com.br/
入場料:無料
月曜〜金曜 9時〜18時、土日定休

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2014/08/09)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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