地元州バイーアの「奇跡の教会」

ブラジルのサルバドルを旅行した時、セントロから少し離れた「ボンフィン教会」が有名だと聞いたので行ってみました。滞在した宿のあるセントロからバスに乗って30分、小高い丘の上にその教会はありました。昔ポルトガルの船が遭難しかけたときに船長が神に祈りを捧げ、その後船は無事にサルバドルに着きました。そのことを感謝して建てられた教会です。現在は別名「奇跡の教会」と呼ばれるこの教会は、ここで祈れば願いが叶うと信仰されています。

神への祈りは届いた。怖いほどの数のマネキンがあるサルバドルのボンフィン教会 前編 神への祈りは届いた。怖いほどの数のマネキンがあるサルバドルのボンフィン教会 前編

入り口の門にたくさんのリボン

訪れてみるとカラフルなリボンが教会の外の門や鉄格子の壁にたくさん結ばれていました。教会周辺の露店や滞在した宿周辺のみやげ物売り場でもこのリボンが売っており、ボンフィン教会で祈る時に必要なものだそうです。お願い事を祈る方法や手順は「後編」で紹介しましょう。この教会で願いが叶ったという人が“あるもの”をこの教会へ奉納し、それが飾られている部屋があるのです。けれども、その部屋はとても不気味なのです。

大量の手や足が天井に!!!

教会に入って進み、礼拝堂の奥右にその部屋があります。その部屋に入ってすぐ、目に飛び込んでくるのは天井から吊るされた大量のマネキンです。しかし、腕、足、頭部、手などの部分マネキンばかりで、その数はゆうに300を超えるでしょう。お化け屋敷に負けず劣らずのドッキリがあります。けれども、これらのマネキンこそが感謝の意を込めてこの教会に送られたものなのです。

感謝の思いでいっぱいの部屋

マネキンが飾られた部屋の壁一面には、たくさんの写真と手紙が張られています。写真に写っている人たちは、笑顔でいっぱいです。これは病気や事故にあった人たちやその家族が、この教会を訪れて祈った結果、のちに回復し元気になったという報告のだそうです。その際に手紙、写真を添えるだけでなく、病気や怪我のあった体の部分のマネキンを奉納するようになったそうです。マネキンは不気味ですけれど、これだけの数の人を元気にする効力は、ぜひあやかりたいですね。(後編につづく)