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海外現地発ガイド通信

「自分のための芸術」を作り続けるスラム街のアーティストを訪ねて


掲載日:2012/01/10 テーマ:観光地・名所 行き先: ブラジル / サンパウロ

タグ: ひとり旅 街歩き 珍しい


パライゾポリスで生まれるナイーヴ・アート

「石の家(Casa de Pedra)」の屋上から望むパライゾポリスの街並 「石の家(Casa de Pedra)」の屋上から望むパライゾポリスの街並

サンパウロ市内で2番目に大きいファヴェーラ(スラム街)、パライゾポリス。イビラプエラ公園と同等の敷地に8万人が暮らしている。モルンビー地区の新興高級住宅街が突如終わると、パライゾポリスの入り口だ。ここに、国内外のデザイン好きが驚喜すると言う2人のアーティストが住んでいる。ナイーヴ・アートに興味のある人は是非訪ねて欲しい。スラムに身を置く彼らの「美しいもの」への渇望から生まれた作品に感銘を受けるだろう。ただし、戦争さながらの抗争もおこる場所だ。現地に詳しい人の案内が必要。

「ブラジルのガウディ」の「石の家」

「石の家」のエステヴァンさんとパーソナル・ガイド、フラヴィア・リズさん 「石の家」のエステヴァンさんとパーソナル・ガイド、フラヴィア・リズさん

お勧めのガイドは、フラヴィア・リズ(Flavia Liz)さん。サンパウロを知り尽くすという彼女は、ファヴェーラだけではなく、ファッションシーンやナイトライフなど様々なテーマで、カスタマイズツアーを行っている。パライゾポリスには10代の頃からボランティア活動で出入りしていたこともあり、非常に詳しい。そんな彼女が親しくしているエステヴァン(Estevao)さんが、「ブラジルのガウディ」の異名を持つ1人目のアーティスト。「石の家(Casa de Pedra)」と呼ばれる自宅に毎日手を加え続けている。

びっしりと飾られた壁面をもつ石の家

「石の家」の寝室 「石の家」の寝室

バイア出身の彼は庭師として生計をたてているが、ある日自宅の薔薇の木を補強しようとコンクリを塗り、涼しくするため石をくっつけた。そこに割れてしまったお気に入りの皿を貼付けたことが契機となり、今では世界中の食器、人形、おもちゃ、携帯電話、装飾品等、あらゆる物が壁面に埋め込まれている。石の家は4人家族の生活空間。カットアウトしたカラフルな木のパネルで飾った寝室や台所も見せてくれる。また、屋上へも上ることができる。

廃棄物からオブジェを生み出すアーティスト

ベーベラさんと自作のバイク ベーベラさんと自作のバイク

2人目のアーティストは、ペルナンブコ州出身の車修理工、ベーベラ(Berbela)さん。仕事場のガレージで車両を中心とした廃棄物から、昆虫、乗り物、カメラ、人形など様々なオブジェを作り続けている。また、実際に使う自転車やバイクも制作した。ガレージは小さなギャラリーになっていて彼の作品を見ることができる。観光客に作品を譲って欲しいと頼まれることは多いが、気に入った相手にプレゼントする以外は「自分の手元に置いておきたい」と決して販売しないそうだ。

【関連情報】

ベーベラさんの作品 ベーベラさんの作品

Flavia Liz Di Paolo
Personal Guide - São Paulo Specialist
(+55 11) 8119-3903
(+55 11) 3032-2692
(skype)flavializ-sp
(web)www.uniqueinsp.com 
(e-mail)flavializ@uniqueinsp.com
(blog)uniqueinspbyflavializ.tumblr.com
英語を含む6カ国語での対応が可能。基本1週間前までにツアー予約を。料金は、ツアー終了後に現金もしくはブラジルの小切手での支払い。1名から案内可能。5人以上のグループは要相談。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2012/01/10)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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