レンタルサイクルで出掛けよう

南米チリの北部にある町サン・ペドロ・デ・アタカマは、チリで最も古い町です。地元ではサン・ペドロと省略されて呼ばれます。標高2400mで、町の南方には「アタカマ砂漠」が広がり、とても乾燥した土地です。町の近郊には見所がたくさんありますが、レンタルサイクルまたはツアーに参加する必要がある距離です。自転車を1日レンタルして、おすすめの場所を訪れたので、今回はそれを紹介します。

車では入れない、チリの奇岩で成り立つ「悪魔の谷」 前編 車では入れない、チリの奇岩で成り立つ「悪魔の谷」 前編

レンタルサイクルショップは、慎重に選ぶべし

町のあちこちに、レンタルサイクルショップがあります。値段はピンキリですが、ぜひ内容を確認しましょう。私は、宿のオーナーのおすすめするショップで借りました。「地球の歩き方」に掲載されているショップと同じです。平均よりやや高めの料金でしたが、結果的に正解でした。なぜなら、他のショップで借りた人は、地図もなければぼろぼろの自転車に乗っていたのです。標高の高いこの地域、さらに道はオフロードなので、お金をやや出しても、新品に近い自転車を借りた方が、後悔しません。

自転車を借りて、どこへ行ける?

私が自転車をレンタルしたショップでは、自転車で行ける場所について写真を使い、簡単なプレゼンテーションをしてくれます。時間、距離、何を目印に進み、何が見れるのかなど。また、夜間用にLEDライト、パンク修理キット、ロック、ヘルメットそして地図も込み込みでした。そして、水は2リットル持って行きなさいと忠告されました。見せてもらった写真の中に、自転車でしか通れない「悪魔の谷」の存在を教えてもらい、ぜひ行って見たくなりました。

はじめに目指すは、プレ・インカ時代の遺跡

まず、「地球の歩き方」にも掲載されている、「プカラ遺跡」へ向かいました。川を自転車に乗ったまま越え、10分程度進むとすぐにありました。遺跡自体は、それほどの見所ではないのですが、その先にある丘の上に大きな十字架があります。ここは周囲の山よりも高い位置にあるので、360度見渡すことができます。ここで心地よい風に吹かれて、しばしの休憩です。そして、再び自転車に乗って、悪魔の谷を目指します。川を3つさらに越えるのですが、最後のひとつは水量も多く、欧米人は自転車を担いで渡っていました。(後編に続く)