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海外現地発ガイド通信

コロナウイルスの波はチリにも。自宅待機生活いつまで続く?


掲載日:2020/07/06 テーマ:海外旅行の準備 行き先: チリ / サンチアゴ

タグ: ハラハラドキドキ 街歩き 記念日


3月にチリで初のコロナウイルス感染者

サンティアゴ旧市街にある国立美術館沿いの大通り。普段は車が多く通るこの通りも現在は交通量がほとんどない。 サンティアゴ旧市街にある国立美術館沿いの大通り。普段は車が多く通るこの通りも現在は交通量がほとんどない。

世界中で問題になっているコロナウイルスは、南米チリでも3月中旬頃から感染者が現れ始めました。スペインからチリに戻ってきた家族がコロナウイルスに感染していたことが原因で、その後多くの感染者がチリでも増え始めました。チリではスペインやイタリアのニュースを日々目の当たりにしていたので、コロナウイルスがチリに上陸するとすぐに学校の閉鎖、国境の閉鎖、自宅待機指示、気づけばロックダウンなど次々と状況が変化していき、今に至っています。

外出禁止令地区では警察の許可証をオンラインで取得

サンティアゴ旧市街にある海外からの観光客も多くいた、おしゃれなベジャスアルテス地区。現在はほとんどの店は閉まり、デリバリーや持ち帰り可能の飲食店のみオープンしています。 サンティアゴ旧市街にある海外からの観光客も多くいた、おしゃれなベジャスアルテス地区。現在はほとんどの店は閉まり、デリバリーや持ち帰り可能の飲食店のみオープンしています。

チリは5月8日の時点で、コロナウイルスの感染者が約25,000人、約300人が亡くなっています。学校は再開の目処が立っていないので、子供達は毎日家で生活を続けています。私が住んでいるチリの首都サンティアゴでは約半数の地区で現在、外出禁止令が出ています。外出する際には警察の許可証をオンラインで取得することが必要で、時間制限、取得枚数の制限付きで許可証が発行されます。取得可能な種類は様々で、「スーパーや薬局への買い物」「必要な手続き」「犬の散歩」「デリバリーなどの仕事」などカテゴリーが分かれており、そこから選んで手続きをします。違反者には約25万円の罰金が科せられます。

店へ入店する場合マスクの義務化がされている場所も多い

自宅待機が始まった初期の段階で公園の子供用遊具はすべて使用禁止になっています。 自宅待機が始まった初期の段階で公園の子供用遊具はすべて使用禁止になっています。

外出禁止令が出ている地域も、スーパーなどの食料品店や薬局などは空いていますが(レストランはデリバリーのみ)、それ以外の店は閉まっており営業がおこなわれていません。外出禁止令が出ていない地域(自宅待機指示のみの地域)は、店主の判断で営業が可能です。通常店に入る場合「マスク着用が必須」と書かれた店が多くあります。外出禁止令が出ていない地域の人たちも現在は、自主的に家で生活をする人がかなり多い印象です。サンティアゴで部分的に外出禁止令が出ていましたが、5月中旬からサンティアゴ全域で外出禁止令が出され、5月下旬からはサンティアゴと隣の州全域で外出禁止令が出される予定です。

コロナウイルスの影響で仕事を失う人や減給される人も続出

路上で暮らす野良猫たちは、ロックダウンが始まった人がいない路上でどうやって生活をしているのだろう。 路上で暮らす野良猫たちは、ロックダウンが始まった人がいない路上でどうやって生活をしているのだろう。

チリは医療格差も以前から問題になっているので、パンデミックが起きた場合、十分な医療をすべての患者さんが受けれるかどうかを不安に思う人もいます。目に見えないコロナウイルスが日に日に拡大していくなか、チリの医療システムの崩壊を心配する人も多くいます。チリでは、コロナウイルスの感染拡大を抑えるために外出禁止令や自宅待機指示が早い段階から出されていました。一方早い時期からコロナに備えチリでの大勢の動きが止まっているため仕事に行けない人、仕事を失ってしまった人、もしかしたら仕事を失ってしまうかもしれないと心配する人が日々が増えています。日本や他国のように、政府が仕事を失った人にサポートをすることも現時点では行われていません。ある学校では授業料を払えなくなった両親たちが多いため、学校自体が閉鎖に追い込まれているケースもあります。

それでも、やっぱり前を向きたい!!

全世界で抱えている、先が見えないコロナウイルス問題。億万長者も路上生活者も貧富の差は変わりなく、世界中の人たちに同じように降り注ぐコロナ問題。自宅待機生活が続き、先が見えない不安などに押しつぶされそうになっている人も多いかもしれませんが、今のこの状況がもしかすると世界のリセットボタンのように新しいチャンスのきっかけとして捉えることも出来るかもしれないと私は思っています。どうかコロナが落ち着いた先の未来は、それぞれの国や地域の人たちがポジティブに生きれる前向きな世界でありますように。がんばりましょう!

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/07/06)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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