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南米チリの色々な教育スタイル


未だ再開目処が立たないチリの学校(2020年7月現在)

コロナウイルスがなかなか治らないなか、学校再開目処が立っていません。毎日家で宿題をする子供達。 コロナウイルスがなかなか治らないなか、学校再開目処が立っていません。毎日家で宿題をする子供達。

みなさんこんにちは。コロナウイルスで外出禁止令が発令されたチリのサンティアゴからお送りします。家で引きこもり生活を送っているので、週に2度許される3時間以内のスーパーなどへの買い出し以外はほとんどデリバリーで何かを買ったりしながら生活を送っています。子供達の学校は3月中旬から学校が閉鎖して以来、未だ学校の再開目処も立っていません。そんな中多くの子供達は家で学校が出す課題などをオンラインで提出しながら勉強を進めています。今日は、チリに住みながら見えたチリの学校教育について少しお話ししたいと思います。

授業料が無料の公立の学校

サンティアゴ旧市街にある公立学校でチリの独立記念日を祝うイベントが行われました。全生徒が民族衣装を着て、それぞれのチリの地域の踊りを披露しました。 サンティアゴ旧市街にある公立学校でチリの独立記念日を祝うイベントが行われました。全生徒が民族衣装を着て、それぞれのチリの地域の踊りを披露しました。

まずご紹介するのが、チリの公立学校です。チリの公立学校は基本的に授業料が無料です。公立の学校は入学金などの支払いもないところがほとんどで、給食や朝食の支給がある場合、それらも無料になる場合が多いです。授業料が無料なのはとてもいいことですが、私立の学校と比べると、学校の施設や授業の質に大きな差があるとチリではよく言われています。そのため多くの家庭では公立よりも私立に行かせたいと思う親がほとんどです。実際に多くの公立学校ではチリ人よりも他の移民の子供たちが多く通っています。中にはチリを代表する教育レベルが高い公立学校もありますが、入学は難しく数もかなり少ないのが現状です。

授業料が高い私立学校

モンテッソーリ教育は、20世紀初頭医師であり教育家であったイタリアのマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。現在は世界中に広まり、ビルゲイツや藤井聡太などの有名人もモンテッソーリ教育を受けたそうです。 モンテッソーリ教育は、20世紀初頭医師であり教育家であったイタリアのマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。現在は世界中に広まり、ビルゲイツや藤井聡太などの有名人もモンテッソーリ教育を受けたそうです。

チリでは私立学校の料金料はかなり高額です。おおよそ一ヶ月の授業料が日本円で約2万円前後する学校が多く、またそれ以上の高い授業料を支払わなければならない学校も沢山あります。日本では学校に広い体育館やプールなどが備わっていたり、音楽や理科や体育などに使う備品なども整っていることが当たり前です。しかし、チリではそんな教育施設は普通ではなく、私立の学校でも全てにそのような環境が整っているわけではなく、一部の学校だけに限られています。貧富の差が大きいチリでは、所得格差や教育格差が問題になっています。

公的教育機関に属さないホームスクーリング制度

子供達が火曜学校で「秋を探しに行く」というテーマで、街中をギターを持って秋の歌を歌って歩きました。最後マンションの上の階から秋の落ち葉が沢山落ちてくるパフォーマンスがあり、子供達は大興奮でした! 子供達が火曜学校で「秋を探しに行く」というテーマで、街中をギターを持って秋の歌を歌って歩きました。最後マンションの上の階から秋の落ち葉が沢山落ちてくるパフォーマンスがあり、子供達は大興奮でした!

また学校教育に属さないホームスクーリング制度もチリにはあります。自宅などで学びながら、政府の教育機関が認定する進級試験に合格すると進級できるという仕組みです。家庭内だけでホームスクーリングをする方法もあれば、その他公的な学校ではなくオータナティブスクールに通いながらホームスクーリングをしている子供達もいます。たとえば、公的な学校ではないけれど、モンテッソーリやシュタイナー教育などを提供する学びの場などです。

色々な教育方法

チリは貧富の差が大きく、出身地や住居地、また卒業した学校の名前で、その人のバックグラウンドを推測する習慣があるため、いい会社に就職する際にも、出身校の名前はとても重要なものなのだそうです。そのため小さいころから、私立の良い学校に入学させ質の高い教育を受けることが大切だと思う家庭は多いですが、一方で移民の子供たちが多く通う公立学校で人種の垣根を超えて仲良くすることの大切さを経験を通して学ぶことも出来る環境も、もしかすると大切かもしれません。またホームスクーリングを通して公的教育機関に属さない新しい学び方も近年チリでは注目を浴び始めています。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/08/13)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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