いよいよ世界遺産へ

その1からの続きです。「ティエラデントロ国立遺跡公園」は、村周辺に点在している地下埋葬所で真っ直ぐ向かうこともできますが、入場料を払わなければ内部の見学ができません。そのため、下のサン・アンドレス村にある管理事務所をまず訪れます。朝、8時から受付をしているので、涼しい午前中に訪れるといいでしょう。そこで入場料20,000ペソ(約1200円)を払い、通行証(パスポート)をもらいます。それは全てスペイン語表記ですが、それぞれの埋葬所への地図や所要時間、遺跡ごとの紹介文がありとても便利です。

立派な通行証を持って遺跡へ 立派な通行証を持って遺跡へ

地下埋葬所へ向かう前に

パスポートを入手した事務所横には2つの小さな博物館があり、最初に訪れるといいです。なぜならここはたいてい施錠されているので、係員がいる間に開錠してもらったほうがいいからです。内容は地下埋葬所にあった品の一部や人骨、この地域の歴史や文化を紹介しています。40分もあればどちらも見学し終えることができます。

あぜ道を通って丘の上へ

いよいよ地下埋葬所へ向かいましょう。地下埋葬所は大きく5つあり、ざっくり分けると村の西側と東側にあります。丸1日使って全てを巡ることはできますが、距離もアップダウンもあるので、2日に分けて東西それぞれを訪れるとよいでしょう。また、このパスポートは2日間有効です。私は初日に東側、翌日に西側を巡りました。事務所からあぜ道を歩くこと15分で丘の上にたどり着き、そこにはたくさんの屋根が設置された一つ目の地下埋葬所「アルト・デ・セゴビア(セゴビアの丘)」です。屋根の下に、地下埋葬所がいくつも点在しているのです。

屋根の下にある地下へ続く扉

その丘の上では係員が一人、入場客を待っていました。パスポートを見せると、この場所の入場証明となるスタンプを押して、屋根の下にある地下への扉を開けてくれます。5〜6m間隔で扉が設置されており、すべて施錠されているのですが、見学者が来ると鍵を開けてくれます。しかし、崩落の危険性がある地下埋葬所への扉は開けてくれません。いよいよ、地下埋葬所がどんなところかを紹介していきます。(その3へ続く)