埋葬所を見守る石像

その3からの続きです。ティエラデントロ遺跡のセゴビアの丘、小妖精の丘のを見渡す位置に、石碑が集められた「エル・タルボン」というところがあります。ここには地下埋葬所がなく、たくさんの石碑がありました。この辺りには火山が多く、そのあたりから火山岩を運び彫刻したものがたくさん残っているのだそうです。現在は見やすいように集められていますが、発見当時は丘の斜面に放棄されていたそうです。

1200年前のオリジナリティ 1200年前のオリジナリティ

西側の地下埋葬所へ

サン・アンドレスの村の上にある唯一のレストラン横から徒歩10分くらいに、ひとつ目の地下埋葬所があります。「アルト・デ・サンアンドレス(サン・アンドレスの丘)」という場所で、埋葬所のうちひとつは完全に崩壊しているもの、また別のひとつには模様が細かく描かれ、柱のひとつには赤色で顔が描かれていました。また、岩を掘って立体的な細工も見られ、ひと味違った趣がありました。よほどの財力を持った一族のお墓だったのでしょう。

1時間半の山登りで峰へ

サン・アンドレスの丘の後は、最後の地下埋葬所「エル・アグアカテ」です。そこへはなんと1時間半もの山道を登ります。道中、コーヒー畑があったりするのですが、小さな売店すらないので飲み物とスナックを持参しましょう。やっと到着したエル・アグアカテはなんと山の峰でした。これまでと同様に屋根が点在し、その下に地下埋葬所があるのですが、施錠された扉がここにはありません。また、調査価値がないのか、いくつもの地下埋葬所が保存されず雑草に影に隠れるようにいくつもありました。全てを数えるとここには67つの地下埋葬所があるのだそうです。

1000年以上前の人たちが残したもの

2日間に渡って訪れたティエラデントロ遺跡の地下埋葬所でしたが、私的には訪れてよかったです。もちろん、山を登って降りてを繰り返し、疲労困ぱいはしましたが、それぞれの地下埋葬所は、同じ模様、作りがないこと、7世紀から10世紀頃に作られても形がきれいに残っていることから、約1200年前の空間を訪れていることにワクワクしました。みなさんもコロンビアのこの世界遺産に訪れてみましょう。