美しいコロニアルタウン、トリニダード

トリニダードは、ハバナに次ぐキューバ観光のハイライト。石畳の道の両側には、壁がカラフルなパステルカラーに塗られた家々が続き、コロニアルな佇まいを残すかわいらしい田舎の町です。スペイン人が16世紀初頭に入植して造ったトリニダードの町は、17〜18世紀に砂糖貿易と奴隷貿易で大いに繁栄しました。19世紀に入るとそれも次第に衰退していきますが、その当時の建物が現在でも残り、トリニダードの旧市街は、郊外のサトウキビ生産地ロス・インヘニオス渓谷とともに世界遺産に登録されています。

トリニダード名物カンチャンチャラは器もかわいい トリニダード名物カンチャンチャラは器もかわいい

トリニダードで絶対飲みたい名物カクテル

たくさんの観光客でにぎわうトリニダードには、この町ならではの名物カクテルがあります。キューバリブレやモヒートなど、ラム酒ベースのキューバンカクテルは世界中にその名を知らしめていますが、トリニダードのカクテル「カンチャンチャラ」は、まだほとんど知られていない、この町に来たからこそ飲むことのできる“地カクテル”です。そしてカンチャンチャラを飲むなら、名物バー「ラ・カンチャンチャラ」に行かねばなりません。店の門の前に立つと、軽快なキューバ音楽の生演奏とツーリストたちのざわめきが聞こえてきます。

ハチミツたっぷり大人のレモネード

私も早速中に入り、細長い軒下のテラス席に陣取ってカンチャンチャラをオーダー。店の入り口にはレシピの看板が掲げてあります。さすがキューバ、レシピは秘伝、なんてケチなことは言いません。30mlのレモン果汁、30mlのハチミツ、25mlの水、そして45mlのラム酒(この店ではサンテーロというラム酒を使用)と氷で作られたカンチャンチャラが、ころんとした丸い素焼きの器に入って出てきました。ハチミツが融けずに底に沈んでいるので、木のマドラーでかき混ぜて飲みましょう。まずひと口、「甘〜い!!」。ハチミツの風味が強いレモネード、といったお味です。

自宅で再現、たちまち気分はキューバに!!

キューバのハチミツの美味しさはキューバ好きの旅人の間では有名で、みんな来るたびにお土産に買って帰るほど。そんな味の濃〜いハチミツがたっぷり入っているので、カンチャンチャラもハチミツの味が際立っています。飲み口がいいのでついついお酒が入っていることを忘れてしまいますが、ラム酒が後からじわじわと効いてくるので気をつけましょう。素焼きの器はお土産に買うこともできます。カンチャンチャラのレシピはシンプルなので、日本に帰ってからも自分で作れそうですね。夏の暑い日にキューバ音楽をBGMにキュッと1杯、お試しください!!