ガラパゴス諸島で最も大きな島

その2からの続きです。ガラパゴス諸島の中で最も大きな島であるイサベラ島は、ガラパゴスの中で唯一赤道が通過している島です。ホテル、お店、旅行会社がそれぞれ数軒ありますが、開発がほとんどされていない、集落しかないような島です。ツアーで訪れることができますが、ガラパゴスの中では最も動物と人間が共存している島であると私は感じたので、ツアーではなく個人で訪れてほしい島です。

野生のゾウガメに出会って大興奮! 野生のゾウガメに出会って大興奮!

イサベラ島の様子は?

滞在するには不便ですが、それでも動物には高い確率で遭えます。海沿いではウミイグアナの大群が炎天下の中、(大の字で)日向ぼっこをし、ベンチではアシカが寝ており、海では泳いでいる人間の間近をいたずらっぽく泳ぎ去るペンギンやアシカに遭遇し、湖ではフラミンゴがのどかに餌を食べ、岩場ではアオアシカツオドリの大群が居座り、未舗装の道ではゆっくり歩むゾウガメが小さなリンゴを食べていました。また、ゾウガメの保護・繁殖施設もあり、大中小と様々な大きさのゾウガメたちに出会えます。

人も少なく、不便なこの島での注意

観光地ですが田舎の極みのような島です。週末は商店が閉まってしまうので、飲み水の予備を確保しておきましょう。また、炭酸飲料は硬いペットボトルに入っており、ボトルを購入店へ返却すると小銭が返ってきます。インターネット環境はありますが、ダイアル回線並のスピードです。銀行もATMもありません。レストランはありますが、スナック等が購入できるお店やパン屋はそれぞれ2軒だけです。ゾウガメが食べるリンゴが生えていますが、有毒なので食べてはいけません。

涙の壁と呼ばれる要塞

島の端には「涙の壁」と呼ばれる要塞があります。ここには1946年から1959年まで刑務所がありました。「涙の壁」は当時の囚人たちが築いたもので、高さ25m、長さ5kmにわたって石が積まれてできています。この建設によって数千人の囚人が命を落としたと言われています。今はこの「涙の壁」は、ここに刑務所があった唯一の名残とされています。(その4へ続く)