モフモフのかわいいネズミ

前編からの続きです。南米のアンデス山脈が横たわる国々、エクアドル、ペルー、ボリビア、コロンビアではネズミを食べる文化があります。現地では「クイ」と呼ばれモルモットくらいの大きさです。毛皮を剥いで、内臓を取り、串に刺して、炭火でじっくり焼いて食べるのです。クイは生後6か月頃が食べごろらしく、それ以上成長するすると肉が固くなって美味しくないんだそうです。モフモフの毛が生えたカワイイクイですが、この土地では食用なので美味しそうに見られているのかもしれません。クイを鷲掴みにしたおばさん「8ドル(約1000円)でどうだい?」と言ってました。

みんなの大好物、ネズミも売ってます みんなの大好物、ネズミも売ってます

勢ぞろいした動物たちと人間

8時を過ぎるころ動物搬入が完了し、どんな動物が売られているのかわかります。牛、豚、鶏、羊、馬、クイ、ウサギ、犬、猫、アヒルなどで、意外にたくさんの動物が売買されていることにびっくりしました。その活気がちょっと落ち着いてきたころに欧米人観光客がツアーでやってくるのですが、盛んに動物が売買される光景を見れるのは8時ごろまでですね。集まった動物を見るのだったら、オタバロに宿泊して訪れるのがお勧めです。

動物市場の傍で売られるものとは?

動物市場ではもちろん動物の売買が目的なのですが、広場周辺では様々なお店や屋台が出展されています。動物を繋ぎとめるカラフルな綱や金具、籠が売られていました。また、日用雑貨や衣類も売られています。ちゃんと簡易トイレも用意されていて、訪れやすい環境です。ここで動物以外に楽しんでほしいのが、フードコートです。そこには衝撃的な屋台料理「豚の丸焼き」があるのです。

是非ともチャレンジしてほしい料理

豚の丸焼きはは一皿にほぐした肉とカリっと焼いた皮に玉ねぎやトウモロコシ、お酢が効いたドレッシングをかけて食べます。生きている豚が近くにいるところで食べるなんて、ちょっと残酷ですね。近くにはホルモンスープが売ってありますが、私が覚えている限り南米一不味いスープでした。パクチーやレモン汁、塩などで誤魔化して食べ切ろうとしましたが、断念してしまうほどでした。ともあれ、「仔牛を乗せてゆく〜」のドナドナの曲をBGMに見学してみましょう。