自転による遠心力実験 その1

その1からの続きです。2つある赤道記念碑周辺の広場のいずれかで、実験できるものを紹介してみましょう。まず最初に「遠心力で体重が軽くなる!?」というものがあります。世界のどこにいても重力の大きさ(地球の引力)は同じですが、遠心力(重力と反対方向の力)は赤道に近いほど影響を受けます。これによって体重が少し軽くなるらしいです。体重計が記念碑近くにあるので、是非計ってみましょう。

あなたはエッグ・マスターになれるか あなたはエッグ・マスターになれるか

自転による遠心力実験 その2

北半球と南半球では水を流すと渦の向きが異なることをご存知ですか? これは「コリオリの力」と言われ、北半球と南半球で渦の方向が異なる現象です。具体的にどのような現象であるかを実験で見せてくれます。赤道から北側1mと南側1mで水を貯めた移動式のシンクに木の葉を浮かべ、栓を外し、排水の渦を観察するものです。また、赤道の真上でも排水してどのようになるかを検証してくれます。写真撮影に気を取られては、見逃してしまいますよ。

自転による遠心力実験 その3

自転による遠心力が地面から垂直に天に向かって作用するのは、実は赤道の上だけなのです。赤道から遠ざかるほど、遠心力の作用する方向は地面と垂直ではありません。この原理を利用した実験が「卵を釘の上で立てる」というものです。そのため赤道の上では地球上で最も卵を立て易い場所なのです。しかし、集中力やバランス感覚を要するため、簡単ではありません。挑戦して成功すれば「エッグ・マスター」の証明書を発行してくれるというおまけがあります。

ちょっと変わった日時計

夏至(6月22日)と冬至(12月22日)限定で可能な実験があります。この両日、赤道の真東から太陽が登り、頭上を通って真西に太陽が沈むのです。赤道に立ったまま正午を迎えると、自分の影が一寸も北側や南側に伸びないのです。また、ここにある日時計は地面と垂直に赤道と並行して立てられ、一枚の板の両側に数字と時刻を指す棒が取り付けられています。夏至と冬至の両日はこの日時計に影が棒の影が板に映り込まないので、1年に2日だけ使えない日時計となるのです。(その3に続く)