グアテマラのアンティグアは長期滞在者外国人がいっぱい

グアテマラのアンティグアは、世界遺産の町です。大小の丸石を組み合わせて作った道は、デコボコで、車はゆっくり走るしかありません。家々も石造りですが、漆喰の壁はいろいろな色のペンキで塗られてカラフルです。色鮮やかな民族衣装を着た地元の女性たちもたくさん歩いていますので、それだけでも町は華やいで見えます。碁盤の目のような町は、1キロ四方ですべて用が足せてしまいます。外国人旅行者も、この町ではのんびりと長期滞在する人たちも多くいて、スペイン語レッスンに通ったりしています。そして町を歩いていると目につくのが、スペイン語学校のほかにもう一つあります。それが「サルサ」のレッスン教室です。どれだけスタジオの数があるのか、わからないほど。ここにも熱心に、欧米人の女性たちを中心に、通っているのです。

夜のアンティグアはしっとりしている 夜のアンティグアはしっとりしている

サルサダンスとは?

「サルサ」とは、ラテン音楽の一つで、スペイン語では「ソース」を意味し、いろいろな音楽がミックスした音楽のことを指します。キューバが発祥の地のひとつに挙げられていますが、中南米全体に広がりました。一方でサルサダンスは1960年代、ニューヨークのプエルトルコ移民の間で踊られるようになり、その速いテンポがウケて、瞬く間に世界中に広まったペアダンスです。ですからグアテマラが特別の場所だというわけではありません。これは推測ですが、アンティグアにスペイン語留学する人たちが多くなったおかげで、空き時間に自然とダンスレッスンを希望する人が出て、先生も育ったということなのでしょう。日本のサルサの先生たちも、アンティグアで学んだ人が決して少なくないそうです。

短期でもサルサレッスンを受けられるのか?

僕が妻とアンティグアに滞在した時、日本で社交ダンスを習っている妻が、どうしてもサルサダンス教室に行きたがっていました。街中にはチラシが貼ってあり、外から見えるスタジオもあります。夜ともなれば、サルサバーに、先生や生徒たちが集まってきて、踊っています。欧米人の女性が多いですが、みんな楽しそうです。妻は無料レッスンを1度受けた後、1時間だけ有料レッスンを受けました。金額は90ケツァール(約1270円)です。鏡を前に、先生が「ウノ(1)、ドス(2)、トレス(3)」と声を掛けながら、彼女の両手を持ってレッスンします。1時間で汗だくです。週に2回で1か月のコースや、10時間のコースなど、レッスンは、滞在期間に合わせて申し込めます。そして夜は、サルサバーでビールを飲みつつ、実践です。そうやって、欧米人とも友達の輪ができていくのです。ねっ、楽しそうでしょ。ぜひチャレンジしてみては?