スペイン人が作ったグアテマラの街並み

ケサルテナンゴからバスで約2時間半で、ウエウエテナンゴに到着します。ここはけっこう大きな町で、ウエウエテナンゴ州の州都です。といっても、高層ビルがあるような大都会というわけではありません。グアテマラの都市は、だいたい建物は平屋か2、3階建て。街路は碁盤目状になっていて、どの町に行っても中央部に公園があってカテドラルが建っています。これは植民地の宗主国だったスペイン人の都市計画なのでしょう。建物もどこかスペイン風です。ウエウエテナンゴもそういった町の一つです。

グアテマラの山の村へ定期市を見に行く(その3)ウエウエテナンゴ、チチカステナンゴ グアテマラの山の村へ定期市を見に行く(その3)ウエウエテナンゴ、チチカステナンゴ

グアテマラの僻地ネバフへのバス旅行

ウエウエテナンゴからバスに乗って、ネバフという村を目指します。この村は山岳地帯の村の中でも僻地に属します。海抜1200〜2400mの道を上ったり下りたりしながらの行程です。なだらかな山並みが遠くまで見渡せる、美しい風景が広がっています。グアテマラ山岳地帯のバス旅行の醍醐味はこの風景につきます。ネバフはさすがに田舎の村という感じです。毎週日曜日に開かれる市の規模もさほど大きなものではありません。ただこの僻地の村は、西部山岳地帯の中でも孤立し、独特の文化を保持している地域といわれています。

先住民の精神世界を垣間見るチチカステナンゴのカテドラル

ケサルテナンゴから東へ約90kmのところに日曜市で有名なチチカステナンゴがあります。ここはマヤの聖典「ポポル・ヴフ」の原典が発見されたことでも知られ、パナハッチェルやアンティグアからも多くの観光客がやってくるので、観光客向けのおみやげ屋も多いところです。とはいっても、日曜市が観光化しているわけではありません。チチカステナンゴのカテドラル、サント・トマス教会では、今でも先住民独自の信仰心を抱きながら、香を焚き、祈りを捧げる風景を見ることができます。先住民の精神世界を垣間見ることができる貴重な場所といえるでしょう。

湖と火山を眺めながらのんびりできるパナハッチェル

山の村の見物を終えて南へ下ると、美しい湖アティトラン湖があります。その湖畔にあるのがパナハッチェル。華やかな観光都市で、観光客用のカフェやレストラン、おみやげ屋が建ち並んでいます。パナハッチェルの町から湖の向こうに見える成層火山がトリマン山。標高が3000mを超える美しい火山です。グアテマラの旅の終わりに、美しい湖と火山を眺めながら、パナハッチェルでのんびりと過ごすのも悪くないと思います。