首都ジョージタウンはどんなところ?

南米北東部にある国、ガイアナの続きです。沿岸部にある首都ジョージタウンは人口約24万人。イギリス植民地時代の名残が感じられるコロニアルタウンです。川の河口にあり、砂糖や木材、金などの輸出で栄えました。市内を歩くと、セント・ジョージ大聖堂などのヴィクトリア朝時代の建物に、植民地時代の繁栄を感じることでしょう。かつては非常に治安が悪いと言われた都市ですが、現在は治安も比較的安定してきているようです。町で一番にぎわっているのは、時計台のあるスタブロックマーケットのあたり。その中心部は歩いて観光できますが、やはり人気が少ない町外れはひとりで行かない方がいいでしょう。とくに夜は危険です。

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インド系が多いガイアナ料理の特徴は?

ガイアナ料理はどんなものかというと、「インド料理の影響を受けたカリブ料理」のようなものが多いのが特徴です。たとえば「ロティ」。ロティはインドではチャパティに代表される、小麦粉を延ばして焼いて作ったパンです。ここガイアナでは、そのパンとカレー味のおかずのセットのことになります。カレーとクレープ状のパン(薄いナンのようなもの)が出て、そのパンでカレーをつまんで食べる、という感じです。おかずとなるカレーは店によって野菜カレーだったり、肉や魚カレーだったりします。

アフロ=カリビアン系と中華系の料理も食べられる

黒人系(カリブ系)の料理では肉や野菜が入った炊き込み御飯(ピラフ)の「クックアップ(コカップ)」もポピュラーです。そのほかには「ペッパーポット」や「シチューフィッシュ」といった肉や魚の煮込み系も多いですね。中国移民の名残か、はたまたインド中華の名残か「チョウメン(焼きそば)」も、食堂ではよくあるメニューのひとつです。味はややくどいようですが…。

熱帯雨林の奥地にある大瀑布

さて、これといった観光名所が少ないガイアナですが、ガイアナのツアーによく含まれている人気の見どころがあります。それは落差226mの滝カイエトゥールフォールです。この滝は熱帯雨林が覆うカイエトゥール国立公園の中にあります。森の中を流れる川が一気に落下するその姿は絶景として知られ、「知られざる世界の名滝」にあげる人も少なくありません。場所はベネズエラやブラジルに近いギアナ高地で、ここへ行くにはセスナ機を利用します。そのため、行くとなると地上と上空と2つのビューが見られるので、お得ですよ。滝へ行くには現地発のツアーのほか、日本発着のギアナ3国ツアーなどにも含まれています。ガイアナは遠くてなかなか行きにくい国ですが、もしチャンスがあったら、この滝を観に行くためにも足を運んでみてはいかがでしょうか。