グアテマラの高原リゾートは長期滞在者がいっぱい

グアテマラは、日本と同じく山の多い国です。物価は安く、食べ物もそこそこ、バス網は発達しており、何より色鮮やかな民族衣装を着た女性たちがそこかしこにいます。町の多くはスペイン統治時代に建てられたもので、石畳と西洋風の石造りの建物が特徴的です。旅行するには楽しい国なので旅行者には人気があり、物価が安いことも手伝って、長期滞在する人も多いのです。そんな人たちが宿泊するのが、グアテマラ中部、標高1500メートルの高原リゾート、アティトラン湖です。爽やかな空気が気持ちよく、都会のような排ガスに悩まされることもありません。湖畔には町が点在し、外国人旅行者はリラックスして長期滞在しています。

アティトラン湖の周辺は火山がいくつもある アティトラン湖の周辺は火山がいくつもある

長期滞在の人たちは、何をしているのか?

長期滞在者が何をしているかと言えば、まずはスペイン語の学習が挙げられます。湖畔の芝生の上に布を敷いて勉強する、青空教室が人気があります。同じく、外でヨガのレッスン、細い土の道を歩いていく乗馬レッスン、静かな湖畔をカヌーで巡るのも人気です。僕が泊まった町が、サン・ペドロ・ラ・ラグーナ。ゲストハウスは湖畔の近くに集まっています。西洋風のレストランも数多く、コーヒーのうまい店もあります。町の中心部は、石畳の坂道を上ったところにあります。外国人が集まるレストランやバーでは週末になるとコンサートが開かれ、日本人シンガーが登場することもあります。

アティトラン湖畔の船着き場 アティトラン湖畔の船着き場

とにかく、くつろいでみてはどうですか?

のほほんとした雰囲気が、湖畔の町々の特徴です。とくにサン・ペドロ・ラ・ラグーナは、安宿も多いのでくつろげます。近隣の町、サン・マルコス・ラ・ラグーナまではボートで行けます。ここには日本食レストラン「Allala(アジャラ)」があります。毎月15日は寿司デーで、大人気。お客は日本人に限ったことではありません。いくつもある湖畔の村には、自分の国で働き過ぎから精神的に疲れてしまって、静養に来ている人もいます。湖と周囲の火山、そして何より静けさが、この地域の特徴です。工芸品や織物にも見るべきものがあります。多くのナチュラリストが長期滞在しているので、こんなところが地球上にあったらなあという彼らの思いが、お店などに反映されています。気持ちの上では、先進的なリゾート地と言ってもいいかもしれません。大手が進出せずに、自然景観が守られているところが実にいいのです。行ったなら、ぜひのんびりしてください。

サン・ペドロ・ラ・ラグーナは坂の多い町 サン・ペドロ・ラ・ラグーナは坂の多い町