今年の夏は、列車の旅で優雅にいこう!“チワワ太平洋鉄道”

メキシコ・チワワ・鉄道の現地ガイド記事

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今年の夏は、列車の旅で優雅にいこう!“チワワ太平洋鉄道”

掲載日:2008/05/29 テーマ:鉄道 行き先: メキシコ / チワワ ライター:小目奈々緒

タグ: お土産 夏にオススメ 絶景 鉄道



ABガイド:小目奈々緒

【メキシコのABガイド】 小目奈々緒
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メキシコ在住。夫の仕事の関係で突然決まった、未知の国・メキシコでの生活。不安で不安でたまらなかった当初のことも、今ではすっかり笑い話。食べ物、民芸品、旅行、遺跡など、今ではすっかりメキシコの虜に!何よりも、目と目が合えばニッコリ笑いかけてくれるような、素朴な人々に魅力を感じている。

籠を編みながら商売をする、タラウマラ族の女性。独特のカラフルな民族衣装が印象的 籠を編みながら商売をする、タラウマラ族の女性。独特のカラフルな民族衣装が印象的

今年の夏は、いつもと違う

海外旅行というと、ついついバタバタ忙しいものになってしまいがちだが、たまにはのんびりゆっくり、車窓の景色を眺めながらの旅は如何だろうか? 絶対に訪れる事の無いであろう田舎町の風景も、人々の素朴な生活風景までも垣間見られるのが列車旅行の魅力。ガタンゴトンという、あの気持ちのいい音を聞きながら、異国の地を旅しているという想いに酔ってみる。今年の夏は、そんな旅に出て見ることをお勧めしたい。何か新しい発見や驚きに出会えるかもしれない。

 

銅渓谷。当然の事ながら、フレームに収まるのは、広大な渓谷のほんの一部。澄み切った空気とその景観に、心が洗われる 銅渓谷。当然の事ながら、フレームに収まるのは、広大な渓谷のほんの一部。澄み切った空気とその景観に、心が洗われる

これぞまさに、「絶景かな 絶景かな」

このチワワ太平洋鉄道は、単にA地点からB地点へ移動するのが目的ではない。途中下車で1泊し(連泊も可)、絶景&先住民の生活と触れ合うという、刺激的なおまけつきなのだ。ロス・モチス(あるいはチワワ)から乗車した客たちは、途中のクリール駅やディビサデロ駅、ポサダ・バランカス駅等で下車する。ここに旅の一番の目的である、『銅渓谷』があるからだ。グランドキャニオンに勝るとも劣らないと評されるこの銅渓谷、まさに絶景! そのスケールの大きさに、誰もが息を呑み、魅了されるのも納得

 

渓谷に朝日が昇る瞬間。長い長い年月、変わることなく繰り返されてきた光景 渓谷に朝日が昇る瞬間。長い長い年月、変わることなく繰り返されてきた光景

大自然の中での自分を感じられる瞬間

どこまでも果てしなく広がる渓谷。その谷間に、真っ赤な夕日が沈むと、辺りは闇に包まれ何も見えなくなる。明かり一つない暗闇。1日の終わり。そして明け方。。。薄紫に染まり始めた空に、徐々にオレンジ色の光が広がり始め、そして太陽が少しずつ少しずつ顔を出し始める。1日の始まりだ。都会での生活に慣れていると、こんな当たり前の地球上の営みに、深い感動を覚えてやまない。当然、この地に住む先住民族の生活も、明るくなると同時に目を覚まし、暗くなれば眠りにつく。ごく自然な、人間本来の生活をしている。私はこの旅で、人の生活とは何なのか、という根本的な点を改めて考えさせられた。

 

タラウマラ族の民芸品。どれも、手作りの温もりが感じられる物ばかり。先住民族の文化に触れてみよう! タラウマラ族の民芸品。どれも、手作りの温もりが感じられる物ばかり。先住民族の文化に触れてみよう!

走る民族、タラウマラ族の暮らしと民芸品

この旅のもう一つの楽しみは、別名“走る民族”とも呼ばれるタラウマラ族の生活の一端を垣間見られることだ。今でもまだ洞窟を利用した住居に住んでいる人もいるほど、独自の文化を守って生活しているその姿は、私たち日本人には大変興味深い。観光客の訪問を嫌がる人もいるため、その点の配慮には十分注意したいが、最近はチップを取るかわりに住居を見せてくれる人もいる。また、彼らの手作りの民芸品は、どれも素朴で味わい深いものばかり。特に、草で編んだ籠は、シンプルなものから複雑なものまでバラエティー豊か。旅の記念にと、ついあれこれ買い込んでしまう。

 

チワワ太平洋鉄道。チワワ発とロス・モチス発があり、どちらから乗車するかはお好みで。個人的にはチワワ発がお勧め チワワ太平洋鉄道。チワワ発とロス・モチス発があり、どちらから乗車するかはお好みで。個人的にはチワワ発がお勧め

【関連情報】

大自然の営みを目の当たりにし、そこで生活する先住民族の姿に触れる。旅の始まりと終わりとでは、自分の中で何かが変わっていることに気づくだろう。

■チワワ太平洋横断鉄道(http://www.chepe.com.mx/ing_html/index.html)
 料金:片道約15000円前後(1等車の場合で、税金・保険料込みの値段)
※(1)2等車もあるが、観光客向けは1等車 (英語での1等車料金表のページhttp://www.chepe.com.mx/ing_html/servicio/ser_primer_tari.html) 
(2)大型連休等、シーズンによっては料金が上がります。
(料金はすべて2008年5月現在)

ガイドから一言:個人手配でもいいが、旅行会社のホテル付きツアーに参加した方が便利でお得な場合が多い。

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/05/29)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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