テキーラの定義とは?

「テキーラ!」という威勢のいい曲がありましたが、みなさんはテキーラはお好きですか? テキーラそのものは飲んだことがない人も、テキーラを使ったカクテルはご存知でしょう。マルガリータは有名ですが、他にもテキーラ・サンライズ、テキーラ・サンセットなどがありますね。さて、そのテキーラはアガベ(竜舌蘭)から造られるメスカルの一種です。厳密に言えばメキシコのハリスコ州やその周辺で、「アガベ・テキラーナ・ウェーバー・ブルー」と呼ばれる決まったアガベから造られた蒸留酒のみを指します。つまりアガベから造られた蒸留酒の総称が「メスカル」。その中でも特定の種で、しかもハリスコ州やその周辺で特定の製造法で造られたもののみ「テキーラ」を名乗れるのです。厳しいですね! なので正確には「メスカル・デ・テキーラ(テキーラのメスカル)」と呼ぶようです。

これがテキーラの原料となるアガベ(竜舌蘭)。しかし葉っぱは使いません これがテキーラの原料となるアガベ(竜舌蘭)。しかし葉っぱは使いません

テキーラツアーに参加してみよう

このテキーラは、その製造の中心地である、テキーラの町から名前がついたお酒です。テキーラの町は、メキシコ第2の都市グアダラハラから北西に約50kmにあり、グアダラハラから毎日、蒸留所を巡る「テキーラツアー」が出ています。ツアーの申し込みは、各ホテルでできます。パンフレットがよくホテルに置いてありますが、なければフロントで聞いてみるといいでしょう。申し込むと、車がホテルまで迎えに来てくれます。ほかにも市内中心部近くにある、「ドス・テンプロス」というバス乗り場付近から、毎朝9:20にミニバンのツアーが出ています。ツアーはほぼスペイン語のみで、2016年3月の時点でツアー代金は350〜400メキシコペソ(2500〜2800円)でした。英語ガイドがいるツアーは、もっと高いかもしれません。今回は、この「テキーラツアー」の様子をご紹介しましょう。

アガベの畑の中を進み、最初の蒸留工場へ

私の他は、ツアーの参加者は4人。南米から来たカップルと、メキシコの他の町から来たおばあさんと40ぐらいの息子の2組でした。彼らはスペイン語が片言しか話せない日本人が来たので、驚いていました(笑)。ガイドは片言の英語は話せる程度。まあ、それでも問題ありません。バンは20分ほどでグアダラハラの町から郊外に出ます。出発して40分ほどすると、両脇にアガベ(竜舌蘭)の畑が見えてきました。テキーラの原料となる植物です。見た目は、大きなパイナップルの葉の部分のような感じです。このアガベは種類も多く、観賞用もあるとか。ただし、テキーラの原料となるのは一種のす。やがてバンは、畑に囲まれた小さな蒸留工場に入っていきました。ここが最初に訪れる場所です。中から人が出てきて、テキーラの製造過程を説明してくれるそうです。たまたまか、この工場の人は英語が堪能で助かりました。(その2に続く)