伝説の神ケツアルコーアトルの故郷そして、トルテカ文化の都トゥーラ遺跡

メキシコ・イダルゴ・遺跡の現地ガイド記事

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伝説の神ケツアルコーアトルの故郷そして、トルテカ文化の都トゥーラ遺跡

掲載日:2009/07/30 テーマ:遺跡 行き先: メキシコ / イダルゴ ライター:しなのゆめみ

タグ: すごい! 遺跡 一度は見たい 史跡 世界遺産



ABガイド:しなのゆめみ

【メキシコのABガイド】 しなのゆめみ
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メキシコ在住。人生の半分をメキシコで過ごしてきてしまった。メキシコの唐辛子の辛さとメキシコのお菓子の甘さのようなメキシコ人生、これからも続くかな?私にとってはメキシコは第二の故郷?!そのメキシコを心を込めて紹介しま〜す。

最も重要なピラミッドB 明けの明星を表すTlahuizcalpatectli神殿と言われる建造物。 最も重要なピラミッドB 明けの明星を表すTlahuizcalpatectli神殿と言われる建造物。

ティオティワカン崩壊後、最大の勢力を持った都の跡

メソアメリカ最大の都であったティオティワカンの崩壊後、多くの部族が各地に要塞都市国家を築いてゆくが、その中でも最大の勢力を伸ばしてゆくのが、「都」の意味を持つ名前で呼ばれ、トルテカ文化の地であるトゥーラ である。
その遺跡へは、特に乾季にはいかにもメキシコな感のあるサボテンのイメージの地を走って、メキシコシティから1時間半。10世紀〜12世紀、最大の力を持つ都が栄え、当時のみならず、後の時代にもトルテカ文化として影響力を持つ文化が花咲いた地である。そして、伝説によると、メソアメリカの中で常に重要な神として現われるケツアルコーアトル。彼は、この地の王であったが、トゥーラを追われ、「必ず、一の葦の年に再来する。」と予言して東に去っていった。このケツアルコーアトルの故郷の地と言われるのがトゥーラ遺跡である。

 

4本の戦士の像の柱、一本はオリジナルではない、メキシコシティの人類学博物館へ持っていかれた。4つの石のブロックを積み上げて一本の柱にしている。 4本の戦士の像の柱、一本はオリジナルではない、メキシコシティの人類学博物館へ持っていかれた。4つの石のブロックを積み上げて一本の柱にしている。

トゥーラ最大の見物は、4.6mの戦士像の柱

トゥーラ遺跡で、最も重要なピラミッドB。明けの明星、ケツアルコーアトルを表すピラミッドの上には、かの有名な戦士像の柱や角柱がある。もともと、この柱は神殿の屋根を支えていた。オリジナルの柱には、まだ色が残っているのが分かる。
このピラミッドは、もともとは周りの壁が全て彫刻されたパネルで覆われていたのが、今わずかに後ろの壁に残っている絵でわかる。その絵には人間の心臓をほうばる鷲やジャガー、コヨーテが描かれている。
ピラミッドに上ると、周りが一望できる、遺跡全体を眺め、巨大な戦士像と記念写真を撮ろう。

 

ピラミッドBの後ろの部分に残っている石のパネルの絵。これらの絵もチチェン イツアーのものと酷似。ケツアルコーアトル、鷲、コヨーテなどが描かれている。 ピラミッドBの後ろの部分に残っている石のパネルの絵。これらの絵もチチェン イツアーのものと酷似。ケツアルコーアトル、鷲、コヨーテなどが描かれている。

マヤのチチェン イツアー遺跡との酷似

世界7不思議にも選ばれ、また世界遺産でもあるユカタン半島にあるマヤ遺跡チチェン イツアーと、パネルの絵にしても、ピラミッドの柱や、今は残っていないが蛇の入り口の柱、千本柱といわれる沢山の柱が並ぶ建造物また、チャクモル像などなど、色々なものがそっくりであり、チチェン イツアーとの関係は今もまだ議論の的である。 チィチェン イツアー遺跡に行っても、行かなくっても、関連を考えて想像してみるのも面白いだろう。

 

サボテン。色んなサボテンが生えている。この丸型のサボテンなども、自然の中で盗難にあい希少価値で保護植物になっている。 サボテン。色んなサボテンが生えている。この丸型のサボテンなども、自然の中で盗難にあい希少価値で保護植物になっている。

広い遺跡の中は、まるでサボテン公園風だ。

遺跡の入り口から、見るべき建造物がほとんど集中している所まで、約1キロくらい歩いてゆくようになっているが、そこは、色々な種類のサボテンや乾燥地帯の植物が生えている。サボテンの国メキシコに来て、サボテンを見てないよーと不満に思う人も、満足できる風景。何百年物の大きなサボテンも見られたりする。遺跡とサボテンを楽しもう!

 

テポソトランの教会。博物館の中の黄金の祭壇は見物。 テポソトランの教会。博物館の中の黄金の祭壇は見物。

関連事項

●行き方:自力で行く場合、メキシコシティの北ターミナルから、TULAの町へ行くバスで行く。TULA行きは、ターミナルの切符売り場の一番左のバス会社の窓口で買う。1時間30〜40分。直行バスとそうでないのがあるから注意。町についたら、タクシーかローカルバスで遺跡へ。ローカルバスは、遺跡の前を通るか確かめて乗る事。          
●遺跡の入場料:41ペソ、ビデオは35ペソの撮影代。
●入場時間 :毎日、9:00〜17:00
●英語及び日本語ツアーを旅行社が出している。気軽に行けてお勧め。
 トゥーラ遺跡&テポソトランの一日ツアーである。テポソトランも、植民地文化や教会文化に興味がある人には是非お勧め、黄金教会の祭壇もすごい見ごたえ。月曜日は、ツアーは博物館がお休みのため催行されないだろう。

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/07/30)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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