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海外現地発ガイド通信

4人の男が回る回る、ぐるぐる回る♪トトナカ人の“ボラドーレスの儀式”を見てみよう!


笛の音が聞こえたら、辺りを見回し探してみよう!

宙づりになって、男4人が回る 回る。結構、気持ち良さそう!? 宙づりになって、男4人が回る 回る。結構、気持ち良さそう!?

ぴ〜ひゃら ぴ〜ひゃらという軽快な笛の音が聞こえてきたら、ボラドーレスの儀式が始まる合図。辺りを見回して、どこかに高いポールがたっていないかチェックしよう。あればすぐに分かるはず。なぜなら、この儀式に使われる支柱は高さが30m以上! 上半身を軽く反らせないと真上まで見えない程。そんな場所に、5人の男性が次々と登っていく。ひとりは頂上に残ったまま。そして残りの4人は、片方の足首にロープを縛りつけ、逆さま宙づり状態でぐるぐる回転しながら降りてくる。真っ青な空に赤い衣装がなんとも映える。もしその場に居合せたなら、お見逃しなく!

本来は、ベラクルス地方一帯で行われる宗教儀式

こんな風に綺麗な弧を描いて男たちが下りてくる。高さ30m以上の場所から下りてくるのだが、ゆっくりに見えて結構あっという間に着地する こんな風に綺麗な弧を描いて男たちが下りてくる。高さ30m以上の場所から下りてくるのだが、ゆっくりに見えて結構あっという間に着地する

ボラドーレスとは“飛ぶ人”という意味で、もともとはベラクルス地方一帯で見られる宗教儀式だった。それが今は観光客向けのショーとなっており、メキシコ各地の観光地で見る事が出来る。その為、本来は神木を使って作られていた支柱も鉄筋だったりする事がある。儀式が始まる前の笛と太鼓も、別に客寄せのものではなく、東西南北の風を呼んで神様に儀式の始まりを告げるもの。そして、くるくる回るボラドーレスは、“獲物狙う鷲→人間の心臓を求めて降臨する太陽神を象徴”しているのだとか。そんな本来の意味を知らずに見ていても楽しめるのだが、知っていた方が感じ取るものが多いかもしれない。

真っ赤な衣装も要チェック!

チップをもらいに回ってきたボラドーレス。ビーズを使った模様は前後に施されており、手が込んでいる。この写真では被っていないが、帽子も特徴的 チップをもらいに回ってきたボラドーレス。ビーズを使った模様は前後に施されており、手が込んでいる。この写真では被っていないが、帽子も特徴的

つい儀式の方にばかり目がいってしまいがちだが、是非、衣装にも注目してもらいたい。赤を基調とした衣裳には、ビーズを使った模様が施してある。よく見ると、ひとりひとり模様が違っているのも面白い。儀式の前後、ボラドーレスのひとりが民芸品を売りに来たりチップをお願いしにくるので、その時が衣装をじっくり観察するいいチャンス! 沢山のビーズを使用しており、なかなか綺麗だ。彼らの儀式を楽しんだ後は、気持ちでいいのでチップをあげると喜ばれる。お土産に民芸品を購入するのもいいだろう。

ベラクルスに行かなくても、ここなら見られる。

失敗したら頭を擦ってしまいそうな程、地面近くまでこの状態。見ている側はちょっと冷や冷や。しかし、さすがは慣れたもので、うまいタイミングで体をひるがえして足から着地! 失敗したら頭を擦ってしまいそうな程、地面近くまでこの状態。見ている側はちょっと冷や冷や。しかし、さすがは慣れたもので、うまいタイミングで体をひるがえして足から着地!

ベラクルス地方以外で、この儀式を見られる場所の一例は…メキシコシティの国立人類学博物館前、テオティワカン遺跡の入り口、カンクンにあるシカレやシェルハといった海洋公園などだ。海洋公園以外の場所では開催時間がはっきり分からない為、時間に合わせて行く事が出来ない。その為、「どうしても見たい!」という人にとっては不便かもしれない。ただし、メキシコシティの国立人類学博物館前では割と頻繁に行われているので、見られる確率が高い(特に週末)。もしたまたま開催時にその場所に居合わせたら、ラッキーと思って是非楽しんで欲しい。先住民文化に触れる絶好の機会をお見逃しなく!

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/07/18)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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