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海外現地発ガイド通信

メキシコシティーから日帰りで行ける世界遺産の遺跡「ソチカルコ」


掲載日:2008/10/31 テーマ:世界遺産 行き先: メキシコ / メキシコシティ

タグ: すごい! 遺跡 世界遺産


完璧な要塞都市であったソチカルコは丘の上に作られた

山の上を削り宗教センターを作り、また、山と山の間の谷を埋め、その山々全体が当時の都であった。都の中心部であった山の上の部分だけが発掘され今の遺跡となっている 山の上を削り宗教センターを作り、また、山と山の間の谷を埋め、その山々全体が当時の都であった。都の中心部であった山の上の部分だけが発掘され今の遺跡となっている

絶大な都市ティオティワカンの崩壊後(紀元後650年)に台頭したソチカルコは完璧な要塞都市であった。堀と段々畑風のテラスで何十重にも囲い、山の上の宗教センターに入る道は唯一でそこには関所もある。いかに外敵から都を守るかに苦心している事が察せられる。
そんな都も外敵によるものか? 900年頃には都は焼かれ崩壊する。多分、最大級の都ティオティワカンの崩壊に一役かったかもしれないソチカルコも一時の栄華の後、また滅ぼされた。丘の中腹から、都の建造物が上へ上へとエリートだけの宗教センターまで続く。遺跡全体が一つのピラミッドのように見える。上まで頑張って上ろう!

偉い人だけのための神殿であったケツァルコアトルのピラミッド

ケツァルコアトル神殿。階段側の面に描かれている浮き彫り彫刻から、カレンダーの修正がなされたと想像される ケツァルコアトル神殿。階段側の面に描かれている浮き彫り彫刻から、カレンダーの修正がなされたと想像される

ソチカルコのもっとも重要で素晴らしい建造物は羽毛の生えた蛇、ケツァルコアトルのピラミッド神殿である。そこに描かれている浮き彫り彫刻は、8匹のケツァルコアトルの蛇と共にマヤなど他地方からの神官などがソチカルコに集合して世界(メソアメリカの世界)会議が開かれた事が想像される絵や、カレンダーの修正をしただろう絵や、皆既日食があった出来事、などが恐らく刻まれてる。ケツァルコアトルは、メソアメリカ文明で、雨の神と同様大変重要な神であった。素晴らしい浮き彫り彫刻も鑑賞しよう。

天文学の発達していたメソアメリカ文明の中でも、洞窟天文台がある

洞窟天文台の煙突から太陽光線が入る 洞窟天文台の煙突から太陽光線が入る

メソアメリカ文明は特に天文学が発達していた。天文台で有名なのはマヤのチィチェン・イツアーであるが、ソチカルコの洞窟天文台も興味深いものである。ティオティワカンでも洞窟天文台が発見されたそうだが、公開されていない。是非ソチカルコのそれを見てみよう。作られた煙突状の穴から太陽の直射日光が差し込む日を計算するのだが、それは一年で105日だけ。52+1+52である。その1の日が夏至の日。直射日光が差し込まない日は260日。そして何故か?52も260もメソアメリカ文明のカレンダーに関係ある数であるというのは偶然なのか?不思議!

その他見るべきもの沢山あり、見落としありませんように!

球技場の近くにあるスチーム風呂、先住民語でテマスカル。ここで選手が身を清め球技に参加し、勝った方が誉れを称えられ強い人の血が大地に降り注がれる事で植物再生、豊穣の祈願をした、という説もある 球技場の近くにあるスチーム風呂、先住民語でテマスカル。ここで選手が身を清め球技に参加し、勝った方が誉れを称えられ強い人の血が大地に降り注がれる事で植物再生、豊穣の祈願をした、という説もある

球技場、スチーム風呂、大ピラミッドのある2つの象形文字のステラの広場、動物の絵の坂道なども忘れずに見ていってください。入場券は博物館で購入しますので、まず遺跡に入る前に博物館を見学して行こう。また、チャンスがあったら、2008年10月31日より2009年4月まで間の金土曜日の夜のツアーに行ってみるのもいい。光と音のショーが再開される。

【関連情報】

神殿から発掘された石碑。ケツァルコアトル神、トラロック(雨神)などを表すと言われている 神殿から発掘された石碑。ケツァルコアトル神、トラロック(雨神)などを表すと言われている

日系旅行社で、日本語ガイド付きのクエルナバカ&ソチカルコツアーを出しているのでそれで行くのが簡単で良いかも。バスで行く場合は、メキシコシティー南バスターミナルより、Miacatlan行きのバスで、途中Alpuyucaを過ぎて道の分岐点でバスをおりそこから乗り合いタクシーで遺跡に行く。メキシコシティーより約120キロ、2時間くらい。
入場料 48ペソ 入場時間 9:00〜17:30

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/10/31)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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