どれも目を引く品々がいっぱいの博物館

メキシコシティ郊外の町クエルナバカ、その2からの続きです。メキシコに限らず、世界中から集めた骨董品や民芸品を展示しているロバート・ブラディ博物館は本当におすすめです。ここに置いてある小物の装飾品は数も多いので、見ていてなかなか飽きることはありません。インドやタイの神様の像があったかと思えば、日本で収集した仏像や浮世絵もあり、またメキシコの素朴な仮面の数々も魅力的です。素朴なキリスト像とかマリア像とかもいい感じです。多分、集めているもののセンスがすごくいいのでしょう。入館料は40ペソ(約280円、2016年現在)。メキシコの他の博物館と同様に、月曜は休みですのでご注意ください。

ロバート・ブラディ博物館の中の一室。メキシコの仮面が並ぶ ロバート・ブラディ博物館の中の一室。メキシコの仮面が並ぶ

古代遺跡が住宅地の中に

中心から少し外れますが、この町には古代遺跡もあります。ソカロから2kmほど離れた住宅地にある、テオパンソルコ遺跡です。古い部分は紀元前2000年前に遡るようですが、現在残るのはスペイン人がやってくる前の14世紀ごろの神殿の基礎部分のようです。歩いて行くと坂道をずっと登らなくてはならないので、ソカロからタクシーで行くといいでしょう。10分ぐらいで着き、タクシー料金も日本円にして300円もしませんでした。遺跡は公園のようになっており、入場も無料でした。

郊外の見どころと、町なかでの過ごし方

クエルナバカの見どころはこんな感じですね。時間があれば、約35km離れた丘陵地帯にある世界遺産のソチカルコ遺跡にも行ってみてください。バスターミナルからクエンテペック行きの2等バスに乗り。途中下車です(所要約1時間15分)。また、クエルナバカの約23km北東にある山の中の村テポストランには、世界遺産の「ポポカテペトル山腹の修道院」のひとつであるドミニコ会の教会跡があります。こちらも機会があったら行ってみましょう。見どころ以外の町歩きでは、メキシコシティに比べると手頃な値段のレストランや食堂が多いのも、このクエルナバカのおすすめのポイントです。ソカロ周辺には夕方以降、マリアッチの楽団もやってきますし、また屋台や大道芸人なども現れ、なかなか楽しい雰囲気になります。そんな夜遅くでなければ、町歩きも治安も問題なさそうでした。それではメキシコシティから日帰り、あるいは一泊旅行で行くのに手軽な町クエルナバカにいってらっしゃい。