UFOの基地がある!? メキシコの富士山が見える

世界遺産のソチカルコ遺跡、前編からの続きです。さてこの大ピラミッドの上から、周囲の風景が見渡せます。眼下には丘陵地帯の間にある湖が、背後には白い雪を山頂に抱き、その形から「メキシコ富士」とも呼ばれるポポカテペトル山も見渡せます。その高さは富士山をしのぐ5426m。この山は今も活火山で、時おり噴火もします。最近では2016年1月にも噴火があり、滑走路に降り積もった火山灰を撤去するためにプエブラ空港が閉鎖されたこともあるとか。ちなみにこのポポカテペトル山近辺は、UFOの目撃例がとても多い地域(動画サイトによくあがってます)。そのため、UFOを信じる人たちには、この火山の噴火口に基地があるのではと言っているようです。

浮き彫りがきれいに残るケツァルコトルの神殿 浮き彫りがきれいに残るケツァルコトルの神殿

浮き彫りがくっきりと残るケツァルコトルの神殿

さて、この大ピラミッドの裏側を登り、遺跡の頂上部に出ると、アクロポリスと呼ばれる広場に出ます。ここにはいくつのか神殿がありますが、必見なのがケツァルコトルの神殿でしょう。この神殿の壁面には「羽毛のある蛇」とも呼ばれるケツァルコトルのレリーフがあります。こうしたマヤのレリーフがメキシコ中央高原にあるのは珍しいようです(ふつうはユカタン半島の密林地帯に多い)。レリーフには、マヤ遺跡ではおなじみの神官の姿も見えます。保存状態もいいので、ゆっくり壁面を鑑賞しましょう。その奥にはマヤ遺跡によく見られる「球戯場」もあります。遺跡は広いですが、日陰が少ないので、夏の日中はかなり暑くなります。日焼け止めや帽子、そして水を持参するなど、暑さ対策を忘れなく。

ソチカルコ遺跡への行き方

遺跡を出たところに、売店やカフェがありますので、休憩がてら利用するといいでしょう。このソチカルコに行くのは、まずメキシコシティの南バスターミナルからクエルナバカの町へ向かいます。1時間に2〜4本、所要約1.5時間。クエルナバカの市バスターミナルからクエンテペック行きの2等バスに乗り(1時間毎、所要約1時間15分)、遺跡前で降りますが、そこからチケットを買うため博物館まで少し登らなくてはなりません。楽なのはメキシコシティの南バスターミナルからAlpuyecaの町まで行き(所要2時間)、そこからタクシーで約20分。メキシコシティからツアーが出ている場合もあるので、チェックしてみてください。それではメキシコの世界遺産、ソチカルコ遺跡へ行ってみてください!