page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
たびナレ 旅に行きたくなる!海外旅行に役立つナレッジ満載
RSS

役立つ海外旅行ナレッジ

メキシコ壁画運動を代表する作家ディエゴ・リベラとは? その2 フリーダとの結婚と渡米


掲載日:2017/01/09 テーマ:観光地・名所 行き先: メキシコ / メキシコシティ

タグ: 一度は見たい 素晴らしい 美術館 名画


フリーダとの結婚とクエルナバカでの壁画制作

クエルナバカのコルテス宮殿に描かれた、ディエゴ・リベラの壁画 クエルナバカのコルテス宮殿に描かれた、ディエゴ・リベラの壁画

ディエゴ・リベラとその作品・その1からのつづきです。1929年8月に43歳のリベラは22歳のフリーダと結婚します。年齢差もあり、巨漢のリベラと小柄なフリーダのカップルは「美女と野獣」(笑)とも言われたそうです。当初はメキシコシティに住んでいた二人ですが、すぐにリベラの仕事のため、メキシコシティの南95kmにあるモレーロス州の州都クエルナバカに移っています。ここにあるコルテス宮殿(アステカを征服したコルテスの住居)は、現在はクアウナワック博物館として一般に公開されており、2階のバルコニーにリベラが描いた大きな壁画があるので、ぜひ見に行ってください(開館9:00〜18:00、月曜休み)。

渡米とロックフェラーセンターでの失敗

1920年代初めにメキシコ共産党に入党したリベラですが、ソ連で失脚したトロツキーを支持するなど党内で敵対者を生み、1930年には共産党から除名されてしまいます。メキシコに居辛くなったディエゴは1930年から1933年まで不況下のアメリカに渡り、ニューディール政策の一環として建物にフレスコ画を描きます。ところが1933年にニューヨークのロックフェラーセンターに描いた壁画が、大きな問題になりました。絵の中にレーニンの姿が描かれていたためです。その壁画は完成直前に破壊され、アメリカでの一切の仕事を失ったリベラは、フリーダとともに帰国することになります。

国立宮殿に描かれた大作「メキシコの歴史」

この時期のリベラの作品では、メキシコシティのソカロに面した国立宮殿の壁画が有名でしょう。『メキシコの歴史』と名付けられた作品群は未完の大作ですが、アステカ時代から現代までを描こうとする意欲的なもので、1929年から1935年にかけて描かれました。目を引くのは、スペイン人が来る前のアステカ人たちの暮らしです。湖上都市テノチティトランの様子は、もちろん想像で描かれたものですが、永遠に失われてしまったアステカの人々の平和な暮らしが印象に残ります。スペイン人が現れ、住民が奴隷にされていく様子も描かれています。(その3に続く)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/01/09)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索