広大な国土の移動の主役はバス

日本の5倍の面積を持つメキシコ。その広大な国土を旅行するのには何の乗り物が便利なのでしょうか。長距離の場合、もっとも早いのはやはり飛行機移動ですが、料金が高いのが旅行者には辛いですよね。また、旅程を組む場合、飛行機は首都や大都市から放射状に路線がのびているので、地方都市間をうまく結んでいない場合もあります。また、日本やヨーロッパでは移動に一般的な旅客鉄道ですが、メキシコでは走っているのは国土のごく一部。となると、もっとも一般的な長距離移動はバス利用になります。2016年の3月、私はメキシコ中央高原を中心に3週間ほど旅をしましたが、各都市間の移動は、ほぼバスでした。というのも、路線網が発達していて、とても便利だったからです。

見どころいっぱいのメキシコ。その移動の主役はバス 見どころいっぱいのメキシコ。その移動の主役はバス

町によって複数のバスターミナルがあるので注意

たいていのバスターミナルは、町の郊外にあります。すべてのバスが同じバスターミナルから発着していれば迷うことがないのですが、メキシコシティのように方面別にバスターミナルが分かれていたり、町によっては会社やバスの等級ごとに、ターミナルが分かれていたりします。なので自分がどのバスターミナルを利用するか、あらかじめ知っておくことが大事でしょう。たいていホテルか観光案内所で教えてくれますし、タクシーの運転手に連れて行ってもらうというのも、ひとつの方法です。

一番豪華なのはデラックスクラス

バスにはいくつかの等級があり、それによって同じ都市間を結ぶものでも値段の差があります。一番高いのはデラックスクラスで、「Lujo」あるいは「Ejecutivo」などのクラス名が付いています。ビデオ、エアコン、トイレを完備しているのはもちろん、座席数を少なくしてリクライニングを効かせたゆとりの車内ですよ。飲み物やスナックサービスがあるだけでなく、バスターミナルの待合室も独立してあることも多いですね。このクラスは長距離専門なので、バスターミナルを出るとたいてい2時間ほどは停まりません。高いですが、6時間以上の長距離を移動するなら、このクラスがおすすめです。(その2に続く)