世界遺産の遺跡、エル・タヒンは独特の幾何学模様や壁がんの美しいピラミッドが数多く並ぶ都

メキシコ・ポサ・リカ・世界遺産の現地ガイド記事

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世界遺産の遺跡、エル・タヒンは独特の幾何学模様や壁がんの美しいピラミッドが数多く並ぶ都

掲載日:2010/03/05 テーマ:世界遺産 行き先: メキシコ / ポサ・リカ ライター:しなのゆめみ

タグ: すごい! 一度は見たい 世界遺産



ABガイド:しなのゆめみ

【メキシコのABガイド】 しなのゆめみ
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メキシコ在住。人生の半分をメキシコで過ごしてきてしまった。メキシコの唐辛子の辛さとメキシコのお菓子の甘さのようなメキシコ人生、これからも続くかな?私にとってはメキシコは第二の故郷?!そのメキシコを心を込めて紹介しま〜す。

壁がんのピラミッド。このピラミッドに色が塗られていた事を想像してみよう! 壁がんのピラミッド。このピラミッドに色が塗られていた事を想像してみよう!

壁がんの数が365、その壁がんの目的は?

エル・タヒンのピラミッドは、独特の幾何学模様で飾られ、また壁がんを持っている。特に最も重要な壁がんのピラミッドと名付けられたピラミッドは、その壁がんが太陽暦の日の数と同じ365個である事で知られている。この壁がんは何かの目的を持って作られたものなのか?単にピラミッドの飾りであったのか?それぞれの壁がんを一年のそれぞれの日と結びつけ宗教的意味を持っていたのかも知れない?エル・タヒンの建造物のほとんどは赤で塗られていたが、一部はそれに青や黄色、黒が所々塗られていた事がわかっている。その赤いピラミッドの部分、壁がんや幾何学模様などが青や黄色、黒で塗られ、それが太陽光線で光と影を作り出す光景は、どんなにか美しいものだったろうか?今残るピラミッドからも充分想像できる。

 

南の球技場の浮き彫り絵の一つ。球技選手が生贄にされている。 南の球技場の浮き彫り絵の一つ。球技選手が生贄にされている。

球技場が17個、そこに意味ある浮き彫り絵が。。。

メキシコの数ある遺跡には必ずと言っていいほど球技場がある。その中でも17個という多くの球技場を持ち、特に球技に関連する独特な彫刻物、ユーゴ(yugo)やパルマなどの発掘物も大変多いエル・タヒンが、他の都以上に球技を重要視した事が伺える。特に南の球技場のきれいな6つの浮き彫り絵は、大変興味深い。神話的宗教観が表されている。エル・タヒンで発掘されたユーゴやパルマ、また有名な笑う人の陶器の造形などはメキシコシティの人類学博物館に多く展示されているので、エル・タヒンに行く前か後に是非見に行きたいものだ。

 

グラン・シカルコリウキの建造物。内側に球技場などの建造物もある。 グラン・シカルコリウキの建造物。内側に球技場などの建造物もある。

タヒン・チコ、グラン・シカルコリウキもお見逃しなく

タヒン・チコは遺跡のもっとも高い場所で支配者の住居地区である。柱の建造物はもっと高い場所にあるので、遺跡全体を眺めるのに良い。ここから出た彫刻の施された丸い柱はエル・タヒンの博物館に展示されている。グラン・シカルコリウキはエル・タヒンで最も大きな建造物。シカルコリウキというのは柵という意味で、壁が長い柵のようになっているが、その柵の形はまた雷紋型になっているというもの。この雷紋型は、エル・タヒンの建造物に多く描かれているが、エル・タヒンの意味も雷、雷光だ。ハリケーンの多い場所でもあるため、雷の神を祭った事とも関係するのは当然であろう。この建造物は1haをも占める。これもなかなか壮観であろう。

 

2009年世界無形文化遺産になったボラドーレスの場所でもあり、遺跡の前やパパントラの町の広場などで見られる。 2009年世界無形文化遺産になったボラドーレスの場所でもあり、遺跡の前やパパントラの町の広場などで見られる。

タヒン祭りは、毎年3月の春分の日の頃

Cumbre Tajinという祭りが毎年春分の日前後に遺跡で開かれる。これはチャンスがあったら是非見たいイベントである。遺跡がライトアップされ、華やかな踊りなどが繰り広げられなかなかの見物である。今年2010年は3月17日〜21日に開催される。
http://www.cumbretajin.com/esp/idt/158/cumbre-tajin//1-1-2

 

パパントラの町の市場にバニラ商品が並んでる。天然バニラの他バニラのお酒、バニラ入りコーヒー、バニラのアクセサリーなどなど。写真はバニラで作ったピヤスなど。 パパントラの町の市場にバニラ商品が並んでる。天然バニラの他バニラのお酒、バニラ入りコーヒー、バニラのアクセサリーなどなど。写真はバニラで作ったピヤスなど。

関連事項

行き方:メキシコシティからバスで行く場合、北バスターミナルよりestrella blanca系列のFuturaのバスでPoza Ricaまで行く所要時間5時間。朝の6時半から一時間毎に出ている。料金225ペソ ポサ リカからローカルバスでパパントラ行きに乗り遺跡前で降りる。約40分
メキシコシティからの日帰りは難しいので、パパントラの町で一泊する事をお勧め。パパントラはトトナカの人の町で、町を白い民族衣装を着た人も歩いている。バニラの産地でもあるのでお土産にバニラ商品もいい。
遺跡入場料:51ペソ

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2010/03/05)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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