展望台からケレタロの町と水道橋を見る

「メキシコの世界遺産・ケレタロ」その2からの続きです。この水道橋は18世紀初頭に建てられたもので、74のアーチと1280メートルの長さがある立派なもの。ケレタロを象徴する建造物です。人口が増え、水不足になったケレタロに、郊外の山から水を引く目的で造られたのです。今は使われていませんが、きれいに保存されています。この展望台までが町の高台で、それを過ぎると坂道になっています。下へ降りていくと、徒歩2分ほどで水道橋の足元まで行けますよ。ただ、展望台付近は人通りが少なくちょっと寂しいので、昼間なら徒歩で行ってもいいですが(近くで警官が警備しています)、夜景を見に行くなら車で行ったほうがいいでしょう。地元の人には、人気の夜景ポイントです。

展望台からは、正面に18世紀に建てられた水道橋が見える 展望台からは、正面に18世紀に建てられた水道橋が見える

今度は旧市街の西側を歩く

さて、町歩きの出発点となったセネア公園まで戻り、今度はコレヒドーラ通りの西側を見てみましょう。こちらは旧スペイン人入植者が住んでいたエリアなので、立派な建物や教会の数も東側に比べると多いです。にぎやかなのはセネア公園から西へ続くマデロ通りで、昼間は歩行者天国になっており、ショップやレストラン、ホテルなどが並んでいます。この通りでは、内部がウルトラバロックの装飾で飾られている「サンタクララ教会」が見応えがありますね。その手前を南に曲がり1ブロック先に別の教会がありますが、その一部が「ケレタロ美術館」になっています。この美術館は企画展示が中心で、常設展部分はわずかですが、入館料は無料なので入ってみましょう。

町には休憩にいい場所がいっぱい

さて、冒頭にも書きましたが、このケレタロの町は意外にも居心地のいいところでした。旧市街にある見どころは、どれもこじんまりしていて全部見ても1日もかからないのですが、町の各所に広場があり、道も昼間は歩行者専用になっていたりと、車を気にせずに歩け、町歩きが楽しいです。そうした広場には必ずカフェがあり、テラス席でのんびりできます。メキシコというと治安を心配する人も多いですが、私が昼間歩いた限りでは人通りもあり、ケレタロ中心部の治安は良好な感じでした。そして、内装も凝ったお洒落なカフェやレストランも多く、食も楽しめました。

周辺都市の観光の拠点に!

また、ケレタロの物価は大都市ほど高くもなく、ホテルやレストランの料金も手ごろでした。観光都市グアナファトに比べると、観光客数も少なく、落ち着いた感じがあり、物価も安いので、「次に宿泊するならこっちがいいな」と思ってしまいました。グアナファトまでバスで2時間なので、日帰りも可能ですよね。みなさん、もしメキシコに行く機会があったら、メキシコシティやグアナファトから足を延ばして、この世界遺産にも登録されたケレタロを訪れてみてください!