イエローカードをご存知ですか?

海外旅行の前、各国の治安について気になると思いますが、病気についてはどうでしょう。アフリカ大陸や南米大陸へ渡航する場合は、黄熱病の予防接種が推進されています。そして、予防接種を受けると「イエローカード」と呼ばれる国際証明書を発行してもらえます。このイエローカードを携帯していなければ、入国を拒否される国があり、厚生労働省のサイトからこの情報を確認することができます。

黄熱病拡散防止に懸命な中南米 黄熱病拡散防止に懸命な中南米

日本国外でも黄熱病予防接種ができる

黄熱は南米のアマゾン地域で生息する「ネッタイシマカ」に刺されると感染するため、南米の国の医療機関で予防接種を受けることができます。費用は国ごとに異なりますが、日本で接種する場合は約15,000円、コロンビアでは無料、ボリビアでは接種は無料ですがイエローカード発行手数料が900円でした。もちろんアマゾン地域へ行く前に接種する必要があり、1回の接種10日後から10年間有効です。

イエローカードを提示する例 その1

ボリビアからブラジルへ入国する場合、この国境全域が黄熱に感染する危険があるのです。そのため、イミグレーションで提示を求められる可能性があります。実際、私は陸路でボリビアからブラジルへ入国しましたが、提示は求められませんでした。しかし、入国管理官によっては提示を要求されることがあります。また、黄熱に感染する危険のある地域からのフライトに搭乗する場合も、イエローカードの提示を求められるかもしれません。

イエローカードを提示する例 その2

南米を周遊した後、パナマを経由してコスタリカへ向かうバスに乗ろうとしたとき、チケットカウンターでイエローカードの提示を求められました。コスタリカ入国の際、黄熱に感染する危険のある国(チリを除く南米諸国)から来た場合、イエローカードの提示が必須になります。もし、イエローカードを所持していなければ黄熱に感染する危険のある国を出国してから3〜6日後、バス会社の指定する医療機関で発熱がないことを確認できた後、バスチケット購入可能となります。病気の予防だけでなく、第3国への入国にもかかわる予防接種、今一度確認して楽しい旅行に出かけましょう。