サイクリングツアーもあるコルカ渓谷

ツアーの折り返し地点となるカバナコンデは小さい村ですが、トレッキングツアー客が泊まることもあり、ホテルやレストランも数軒ありました。私が乗って来たバンは、ここでトレッキングに昨日来て今日アレキパに戻という人たちを待ちます。村の広場で待っていると、サイクリングツアーのグループが次々と村に到着してきました。この渓谷を自転車で行くツアーもあるのですね。しかしみなさん、相当ハードだったのか、顔が死んでいましたが…。さて、アレキパに戻るメンバーが来たので出発です。朝が早かったのでまだ10時頃です。

高低差1000メートル! コンドルが空を舞うアンデスの絶景、コルカ渓谷へ その3 高低差1000メートル! コンドルが空を舞うアンデスの絶景、コルカ渓谷へ その3

露天の温泉で旅の疲れを癒す

帰りも同じ道ですが、違う展望台にストップしつつ、11時半頃にはチパイ近くの温泉場に着きました。楽しみにしていた温泉です。1本の吊り橋の向こうの川岸に、温泉プールがいくつか見えます。入湯料15ソーレス(約600円)払い、着替え用の建物の中に入ります。露天の温泉といっても水着着用です。私は持参しましたが、有料でレンタル水着やタオルもありました。温泉プールは、水温により3つに分かれています。前に入ったマチュピチュ村の温泉は温すぎましたが、ここの温泉はちょうどいい湯温です。飲み物も販売しており、ビールを飲んでいる人たちもいましたが、いちおうここは3000m以上の高地なので私はひかえておきました。周囲の景色も十分に楽しみ、1時間ほどのんびりして旅の疲れを癒してまた出発です。

昼食後は、再び峠へ

昼食はチパイの町で食べます。時間は午後1時ぐらいでしたが、朝が早すぎたのでかなりお腹が空いていました。ビュッフェ形式で28ソーレス(約1120円)と物価からすると高めですが、私は何度もお替わりしたので完全にもとを取ったと思います(笑) 料理も「ロコト・レジャーノ」のようなアレキパの郷土料理から洋食、デザートまであり、なかなかの充実ぶり。昼食後はアレキパへ戻ります。チパイを出ると、車はぐんぐんと山の斜面を上って行き、コルカ渓谷やその上にある町や村が、はるか下に見えてきます。まさに絶景です。

南米の自己最高地点の峠を超える

車が登りきった大地は、草がまばらで石ころが散らばる荒涼とした風景でした。ひたすら走っていくと、この道路の最高地点の「パタパンパPatapampa」展望台に到着します。早朝は雪景色だったのですが、今はすっかり解けて、ところどころに雪溜まりがあるだけでした。ガイドによれば、このあたりは毎朝のように雪が降るが、午後にはたいてい解けてしまうそうです。この展望台の標高は何と4910メートル! どうりで寒い訳です。今回の私の南米の旅での最高地点をここで更新しました。この峠を過ぎるとあとはひたすら下り。アンデス固有の動物ビクーニャがときおり通り過ぎるような無人の大地を走り、標高2335メートルのアレキパまで、2時間で一気に2500メートルも下ります。アレキパのホテルに到着したのは午後5時半。13時間以上の長い長いツアーでした。ツアーは現地でも申し込めますが、日本からのペルーツアーでもこのコルカ渓谷を含むものもありますので、チェックしてみてください。